第5話

Prolog~管理会社の仕事~
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2020/05/12 02:32
ガサ、バサッ_
手持ちの書類に目を通した

隔離患者、奇病患者達のカルテ
宝石病、星屑病と認知度高いものから
獣化…特定色を苦手とする病気

様々な患者がここにはいる
我々は、奇病患者の隔離をし
奇病の蔓延を防ぎ、対抗すべく
日々…研究に専念している

あいつら患者は研究の材料

悪く言ってしまったが…そういう事だ
しかし、奇病に侵され苦しむ人々を
救うべく行っているのだ
悪いことではないだろう?

そうだな…あの子達はその為の尊い犠牲
いや救世主様と言うことにしよう
別におかしなことは言ってないだろう

なにせ正しいのだからな
患者達の保護者…いない場合は省くが
保護者に「何をしても良い」という許可は得ている

どうせ捨てられた命…のたれ死ぬと言うのなら
せめて、最期に活躍してからにしてもらおう
役に立てるのだ、幸せだろう
研究員
さてと…
とりあえず、今の問題は
そんな患者達が素直に研究…
検査に応じてくれないこと
これでは進まない


…そういえば今日は新しい患者が来る日だったな
研究員
亜宝アホウ舞愛フア
まずはそいつで様子を見るか

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