宮沖side
はーあー、なんでキンプリは休みがないんだ?!
そんな忙しいか、?!←
んーまあオリコン1位常連だもんねー。
ドンッ
『 った………』
(?)「 ごめんなさ…んだよお前かよ。」
あ?誰だよ、って、松村くん、だっけ。
北斗「 お前、毎日事務所いねえか、?」
『 仕事なんですよお♡』
北斗「 そ。あ、あのさ、俺らデビューするの知ってるか、?」
『 えっ………………』
北斗「 …やっぱ知らなかったか。」
『 ……おめでとうございます♡』
北斗「 …なあ、今度飯行けるか?」
『 …なんでですか、??』←裏声
北斗「 デビューしたらどんな感じなのかなって」
『 ……私途中加入ですけど…?』←裏声
北斗「 あー……」
『 紫耀くん連れてきます、?』←裏声
北斗「 いや、紫耀とあんたは一緒にいない方がいい」
『 あー……』
北斗「 神宮寺。」
『 ん、?』
北斗「 神宮寺連れてきて。」
『 わ、かりました。』←裏声
北斗「 いつにする?」
『 神宮寺さんにも予定聞くので……』←裏声
北斗「 ん、じゃあ連絡先。」
-King&Prince 楽屋-
『 あのー、神宮寺さん、』
神宮寺「 ん、?」
『 SixTONESの北斗くんがご飯行きたいらしいんですけど……』
神宮寺「 俺と、?」
『 はい、あとなんか私も……』
神宮寺「 宮沖さんも…?」
『 はいなんか、よくわかんないですけど…』
神宮寺「 わかった。いつ?」
『 えっと、いつ空いてますか?』
神宮寺「 明日の夜と…来週の月曜日かな。」
『 分かりました。またあとで連絡します』
神宮寺「 ありがとう。」
『 じゃあ、お疲れ様でした。』
キンプリ「 おつかれー」
ガチャツ
神宮寺「 なんで俺なんだろ」
永瀬「 ええなー!北斗くんとご飯!」
髙橋「 じん話聞かせてね!!」
神宮寺「 う、うん……」
_次の日_
『 なんか2人して遅くない…?』
ピコンッ
先輩の誘い断る人いるんだ…
まあ仕事ならしょうがないか。
北斗「 おまたせ。」
………………は、?
なんで……?
(?)「 北斗、嘘ついたのかよ」
北斗「 うじうじされんの嫌いだから。」
なんでたろちゃん…………?
なんでよ…………。
北斗「 はい、宮沖さん。 …渡辺あなたさん。
車乗ってくれね?」
『 …………チッ、帰る』
慎太郎「 待って!!!」
慎太郎「 話したい。1回でいいから。」
なんでよ。
話したくないんだよ。
『 話すことなんかないよ。』
慎太郎「 …………」
『 じゃあ、帰るから。』
今は話せない。
話したら向こうが傷つくだけ。
ただ…………それだけ。
ごめんね、たろちゃん。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!