第2話

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1,983
2019/08/16 14:39










慎太郎side



















2008年、

俺が11歳の冬、大好きな人に別れを告げられた。



















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「 たろちゃん、私はもうここにはいられないんだ。」




『 え、? 』




「 行かなくちゃ。そろそろ。 」




『 まってよ、なんで…? 』




「 必ず、戻ってくるからね。 たろちゃん。 」









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そうやって、俺の前から消えた。


そして、次の日。



















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「「 人気アイドルグループ____の渡辺あなたさんが昨日、ジャニーズ事務所を退所したことを 今朝、明かしました。 渡辺さんは…… 」」









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そして現在 2019年、


あなたは今、25歳か、。




俺はかっこよくなったよ、?(笑)


あなたは今、何してる…?





























ガチャッ




樹「 ねえねえねえねえねえねえ!!!!!! 」




ジェシー「 なにぃ〜そんな大きい声出して。 」




樹「 女子入ってきた!!しかも………… 」



















なに、なんか近づいてきた。




え、、俺、?



















樹「 (耳元で) あなたに似てる人。 」




『 はあっ?! 』 ←大声




北斗「 なに、 」




髙地「 慎太郎どうしたの、?(笑)」




『 いや、ごめん、(笑)』





























なんで……? なんであなたが……?




いや、違う。 似てるっていうだけ。 そう。




落ち着け、たろう、()




絶対に違う…………はず…





























『 ねえ樹、名前は? 』




樹「 宮沖美月。みやおきみづき1993年12月24日生 25歳。
身長もあなたみたいに高いし… 」




京本「 なんでそんな知ってんの(笑) 」




樹「 でもあなたとひとつだけ違うのは… 」




『 …? 』



















樹「 宮沖さん、ぶりっ子なんだよ… 」



















『 …俺自販機行く。 』




樹「 あ、ちょっ、 」




京本「 樹、俺が行くから。 」




樹「 お、おう… 」





























ぶりっ子とかありえない。




無理。そんなのあなたじゃない。




絶対に違う。





























京本「 慎太郎、おい慎太郎、! 」




『 …もし本当にあなただったら…… 』




京本「 慎太郎………… 」





























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