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第9話

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2021/03/02 14:05
プレゼンのOKをもらって1週間。
大橋くんが経理部に少し用事があるとの事で


私は先に会議室で会議の準備をしていた。


人前で話す機会が人生の中であまり無かった内気な私と


中学校で生徒会長(?)やってたらしい和也くんのプレゼンデビューの日はいよいよ明日。


予定には無かったはずの会議が急遽入り、デビューが早まったのは良いのか悪いのか。
































『準備お疲れ様。』


あなた「あ、西畑さん!お疲れ様です。」








1人効率の悪そうな準備をしているところに


入ってきた西畑さんはニコッと笑いながら言った。


ほんとこういう不意にぶっ込んでくる王子様感やめて欲しい。


…って何考えてるんだ私。少女マンガの読みすぎか?













西畑「...なんか変な感じやな。まさかこんな早くプレゼンデビューなんて思わんかった。」


あなた「私もです。貴重な機会ありがとうございます。」


西畑「いや〜?俺は全然。とりあえず、ひとまず頑張れ。」


あなた「はい、えっと…力になれる、ように頑張り、ま、す。」


西畑「え、今から緊張してるん?笑」


あなた「まぁ…はい」


西畑「いつもよりやけに素直やな。あ、ほな、頑張れ〜!」
















アイドルのようなスマイルで西畑さんは自分の仕事へと戻った。


はぁ〜…私ってこういうのすぐ緊張しちゃうんだよな。


普段話している先輩にも緊張するほどになっている私…大丈夫か。


正直明日がものすごく心配だな。


でも明日西畑さんの先輩のじょうくんって人が来るらしくて、


それが密かな楽しみだから頑張ろ。






















タッタッタッタッタ






















大橋「あなたちゃーん遅れてごめん!準備しよっか。」


あなた「あ、私も全然進めてない、ごめん。」


大橋「ええよ別に。準備頑張ろ〜!」




















出て行った西畑さんと入れ違うように大橋くんが戻ってきた。


さて人増えたし、真面目に作業しますか。
















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はい、テストがいろんな意味で終わったのと

塾のテストも被ってしまい

なかなか更新出来なかった作者です(泣)

またこれからお話書いていこうと思います

フォロワーさんも増えてる…!

こんな作者ですがよろしくお願いします(^^)



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