第3話

謎は謎のまま
92
2026/03/05 05:49 更新
_莉犬_

あははw…ヤバくない?

あんなのバレるに決まってんのにおかしすぎて笑っちゃいそうなんだけど?




ころん
ころん
……
さとみ
さとみ
……
莉犬
莉犬
はぁ〜…俺さぁ観察されんの嫌いなんだよね
さとみ
さとみ
!?
ころん
ころん
なんでッ
莉犬
莉犬
俺の事そんなに知りたい訳?
あららw焦ってる

でも実際俺観察されんの嫌いだからちゃ〜んと♪教えとかないとね
莉犬
莉犬
それでぇ?なんで俺に付きまとってたのかな
さとみ
さとみ
そんなの!笑っておいて…そんなの分かり切ってんだろうが
莉犬
莉犬
えぇw分かんないよ
ころん
ころん
お前ら何なんだよ!…何が目的ですとぷりにいんだよ!
莉犬
莉犬
ん〜…ただすとぷりにいるのはなーくんに誘われただけだし
てか、本当の事教えるわけなくない?本当にどこまで馬鹿なんだろうなぁ
さとみ
さとみ
なら、するしかないよな
ころん
ころん
ちょ!!それダメだよ
莉犬
莉犬
は?
そこには脅し用のナイフ…

あれは偽物か?
もしくは本物か…

分からないけど相手は刺したら犯罪者として捕まるだけだしなぁ〜?

それも考えてんのかな
だとしたら馬鹿なだけだけどw
だとしても、刺されたら。

あのナイフは………

偽物、かな?
やっぱり怖くなっちゃうなぁ…
さとみ
さとみ
何黙ってんだよ!言わないならガチで刺すぞ
ころん
ころん
やめなって!!そんな事したらすとぷりが無くなっちゃうよ!
さとみ
さとみ
そんなの知ったことかよ…こんな意味不明な奴らと組んでる方が危ねぇだろ
莉犬
莉犬
……
これは2人のコンビでの演技だろうか?

もしくは本当のナイフ?
だとしても俺は言わないよ…
誓ったんだから。

ジェルくんの邪魔する奴らは俺の敵だ
そして、いらない存在だと
莉犬
莉犬
へぇ〜…なら。俺も容赦しないよ
チャキッ🔪
ころん
ころん
!?な、ナイ、フ
さとみ
さとみ
チッ!…
莉犬
莉犬
マジさぁ、俺お前らの事嫌いだわ
莉犬
莉犬
ただ毎日喧嘩して、周りに迷惑もかけまくっておいて平然としてさ?
莉犬
莉犬
自分たちの事ばかり優先してるのが…邪魔なんだよw
莉犬
莉犬
ジェルくんの邪魔してんのが気に食わないんだよ‪💢…
莉犬
莉犬
だからさ…死んでくれないかな?
さとみ
さとみ
!?
ころん
ころん
…ま、ほんとに…言って
莉犬
莉犬
ほらほらw
俺は試しに手首にナイフを当てつけ切る
すると当たり前のようにそこから真っ赤な血が細く垂れ流れて行きポタポタと地面に落ちる
莉犬
莉犬
やば、深く切りすぎたかも
ころん
ころん
本物!
さとみ
さとみ
ッ!…お前さっきからジェルばっかりだな
さとみ
さとみ
なんでそんなにジェルに従うんだよ!
莉犬
莉犬
は?…当たり前だろ。俺の事を救ってくれたジェルくんを信じるのは
さとみ
さとみ
救って、くれた?
ころん
ころん
さとみくん!それよりも早くそのナイフ直して!!
さとみ
さとみ
んっだよ!触んな!
シュッ!
ころん
ころん
い゛ッ…
ポタっ…ボタボタッ
莉犬
莉犬
!!
俺がそっちを見れば首元を抑えたころちゃんがいた…嘘だろ

よりにも寄って、、首かよッ
さとみ
さとみ
うぁ…ころん!ど、どうすれば
ころん
ころん
いだっ…い…血が止まらない
さとみ
さとみ
ぁ、こ、ろん…(ポロポロ…)
莉犬
莉犬
クソッ!…こんな時どうすればいいんだよ
ジェル
ジェル
莉犬〜?何処にいるん?
遠くからジェルくんの声!

莉犬
莉犬
ジェルくん!!助けて!!
ジェル
ジェル
は?莉犬!?
俺の声を聞いて足音は途端にドタドタと慌ただしくこちらに向かって来た
莉犬
莉犬
ジェルくん!!ころちゃんが死んじゃう!
ジェル
ジェル
ッ!?(カヒュッ)
ジェル
ジェル
は、こ、ろん?…血が
その後の事は覚えてない…たださとみくんが泣いてたのを見ることしか出来なくて真っ赤に染まっていくころちゃんを見ることもできなくて、ジェルくんの手伝いも出来なかった
莉犬
莉犬
んぅ…俺、気絶してた?
ジェル
ジェル
莉犬、起きたん?
莉犬
莉犬
ぁ、ジェルくん!ころちゃんは!
ジェル
ジェル
大丈夫やから、生きとるし寝てるだけやで
莉犬
莉犬
ッ…ごめん!…俺が煽ったからこんな事に
ジェル
ジェル
莉犬…





その時俺の下げた頭に優しく暖かい温もりのある手に撫でられた
莉犬
莉犬
うぁ…
ジェル
ジェル
そんなの…自分の事せめたらあかんで?
ジェル
ジェル
あれは事故に等しい事やし…莉犬は俺との約束を守ろうとしてくれただけやろ
ジェル
ジェル
なら、悪いんは俺やから
莉犬
莉犬
違っ!俺が!!
ジェル
ジェル
莉犬…こんな事に巻き込んでもうてごめんな
莉犬
莉犬
ッ!…謝らないでよ
ジェル
ジェル
ここまで着いてきてくれたんやからお礼ぐらい言わせてや
ジェル
ジェル
な?
莉犬
莉犬
うっ…(ポロポロ)グスッ…
ジェル
ジェル
ん…好きなだけ泣いてえぇで
莉犬
莉犬
ッグスッ…ごめん!!何も、できなくて
ジェル
ジェル
うぅん…俺は助かってるから大丈夫。ありがとうなぁ
_ころん_



これは、夢かな?

身体がフワフワする…軽くて何処までも上に行けそうで

これだったら軽々にジャンプも難しい技もできそう✨!
そして、突然として周りにさコンサート会場が広がりファンのリスナー達の歓声に包まれる

あぁ…やっぱりここだけが僕の唯一の場所なんだ
ころん
ころん
無くしたくないッ
その後は
ころん
ころん
みんな〜!もっと盛り上がって行こうよぉ♪
モードを切り替えてリスナー達に向かって大きな声で…
でも、その度に何故だか身体が軽くなっていき空中に浮かんだ!
ころん
ころん
んなっ!?
そして、身体は浮いていきとうとうコンサート会場の屋根にぶつかる瞬間
ジェル
ジェル
ころん!!起きろや!
ころん
ころん
!!
俺の浮かんできた下からジェルくんの姿が現れ手を掴まれた
ころん
ころん
ジェルくん、!?
ジェル
ジェル
これ以上行ったらあかん!戻って来てや!
ころん
ころん
それってつまり…
自分でも体から熱が下がるのがわかる

つまりはこれ以上上に上がると命が無いということを
ころん
ころん
やだ、やだ!!
ころん
ころん
生きたい!!
ジェル
ジェル
!…ころん!手を
ころん
ころん
んぐっ!!
僕は必死に手を伸ばしてジェルくんの指に触れる…でも 

カスッ…
ころん
ころん
ぁッ…
終わった…

何もかも。
死んじゃったら僕は何も出来ないよ!

まだ、まだ親に対してお礼の仕送りとかも出来てないのにッ…

親孝行出来てないよッ…それに、生きて沢山のリスナーの皆を幸せにしたかった

まだまだ役に立ちたかった!!
ころん
ころん
ごめん…ジェルくんッ!
ジェル
ジェル
!!?ッんなこと言わせへん!
ガシッ!!
ころん
ころん
!?
ジェル
ジェル
そんな事言うぐらいなら!
ジェル
ジェル
お礼で返せや!wそうじゃないと俺の気が済まんやろうが!
ジェル
ジェル
それにな!ころんがおらへんとすとぷりは存在せぇへんねん!やから生きる覚悟があるなら生きる努力しなあかん
ころん
ころん
そ、それは!…僕、生きてもいいの?
ジェル
ジェル
俺は生きて欲しい!せやけど嫌ならこの手を離してもえぇ
ジェル
ジェル
生きたいんなら!…ちゃんと証明してや
ころん
ころん
僕は…生きたい!!生きて!沢山のリスナー達に幸せになって貰いたい
ころん
ころん
だって!…僕も同じだったから
ジェル
ジェル
なら!こっち来てや!支えるし笑わせてやる
ジェル
ジェル
やから!こっちに戻ってきてや
ころん
ころん
っ!!分かった!
その返事の後に俺の身体が完全に、ぶつかる前にジェルくんが思い切り引っ張って抱き締められた
ジェル
ジェル
ちゃんと捕まっててな!
ころん
ころん
う、うん!
それから…
目が覚めると目の前にはジェルくんの優しい横顔が見えた
ころん
ころん
な、んで
ジェル
ジェル
!!
ジェル
ジェル
あ、あの!少し2人だけにして下さい
看護師  
「分かりました。ですが何かあったらすぐに報告して下さいね」
ジェル
ジェル
はい







………
ジェル
ジェル
それで?どこか痛い所はないん
ころん
ころん
あ、うん…でも喋りにくいかも
ジェル
ジェル
やろうなぁ…喉元やしな
ころん
ころん
僕、また歌えるのかな
ジェル
ジェル
……歌いたいん?なんか夢でもあるん
ころん
ころん
うぅん…ただなーくんからすとぷりに誘われて…それからは全然違った
ころん
ころん
ファンの子達がたった僕らの為だけに来てくれて嬉しかった
ころん
ころん
それから、ずっと歌って励ましたいって…思ってる
ころん
ころん
だけどさ、僕はどうしてもッ…歌いたい!今まで支えてくれてきてくれた人達に恩返ししたい
ジェル
ジェル
なら今は大人しく安静にしとき。それからまた活動再開やな
ころん
ころん
!…ん。なんか…その…ありがとう//
ジェル
ジェル
へぇ〜、お礼ちゃんと言えるんやなw
ころん
ころん
言えるし//!
ジェル
ジェル
はいはいwほな俺はなーくんにその事伝えに行くから
ジェル
ジェル
お大事にな
ころん
ころん
うん…
コンコン
扉が開くとそこにはメンバー皆がいた
さとみ
さとみ
ッ!ころん大丈夫か
ころん
ころん
へぁ?
るぅと
るぅと
うわぁ…男同士の抱擁とか見たくなかったです
ななもり
ななもり
それで?体調はどう
ころん
ころん
あ、うん。普通
さとみ
さとみ
本当か?俺、の、せいで…グスッ
ころん
ころん
泣いてる!?あのさとみくんが
莉犬
莉犬
俺もごめん…あんな煽ること言って
さとみ
さとみ
いや、そもそも俺がナイフなんて持ってたから
るぅと
るぅと
まったく…面倒事を増やさないで下さいよ
ななもり
ななもり
俺はもう仕事に戻るわ
ジェル
ジェル
あ、せやから一時ころんは活動休止にさせるって事でえぇかな
ななもり
ななもり
まぁ、別にいいけど。ただ休む理由はそっちで考えて
そういうとまたるぅととななもりは先に帰って行った
ジェル
ジェル
それじゃ、あとはさとみよろしくな?
さとみ
さとみ
あ、おう…
ジェル
ジェル
莉犬行くで
莉犬
莉犬
うん!…あ、お大事にね
ころん
ころん
え、うん
ジェル
ジェル
さてと、ころんの休止理由を考えんとな
莉犬
莉犬
よくある様な活動休止理由でいいんじゃないかな?精神的なのとか
ジェル
ジェル
そうやな、リスナー達には心配させるかもやけど
莉犬
莉犬
そこはたまにころちゃんにメッセージとか送ってもらえば解決しない
ジェル
ジェル
ん。なーくんに伝えとくな
その後…ころんの活動休止を放送してからは毎日のようにリスナー達は寂しがるコメントが沢山来た


その他には労わってくれている優しいものも沢山
ころん
ころん
ッ!…早く治さなきゃ
さとみ
さとみ
俺もサポートするから何かあったら言えよな
ころん
ころん
うん、ありがとう
さとみ
さとみ
それに?そんな元気ないお前とか面白くないしな
ころん
ころん
はいはいw早く歌いたいなぁ〜
さとみ
さとみ
ん…なぁ。もうジェル達の事詮索するのはやめにする
ころん
ころん
あぁ、それ僕も思った
ころん
ころん
気にはなるけどまたこんな事になってもね。それにジェルくん…僕の事結構認めてくれてたみたいだし
さとみ
さとみ
そうなのか?
ころん
ころん
うん。僕ジェルくんなら信じられる気がする
さとみ
さとみ
そうかよ…じゃ!早く治してバカしてろw
ころん
ころん
んなっ!?バカって酷くないw
さとみ
さとみ
事実だろww








莉犬
莉犬
んふふ…ジェルくん嬉しがるよね
主
主
どうしよう…うん、まぁいっか( ˙▿˙  )

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