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第8話

第8話「Charlatan」
時刻は巻き戻り、、

・・・

期限まで3日、午後14時15分
里津花の喫茶店、店内

大と翼が用意した物資の確認作業中

里)それ、防弾チョッキ?
大)ああ、これが一番手に入れるのに苦労した。
翼)普通に売ってないからな。

志)それは 翼、お前が着るんだ。
翼)は?なんで。
志)月野組と争うんだ、銃撃戦になったら困るだろう?

翼)それなら志季だって必要なんじゃ無いの?これ1着しか無いんだぞ。

志)俺は必要ない。いいから着ておけ。
翼)....分かった。

・・・・

時刻は少し進んで
期日まで2日、午前2時01分

埠頭の海面、志季たちが去った後

翼)ブハァ!!(海面から顔を出して)
くっそー!!ムカつく!!

大)大丈夫そうだな、翼。
(陸から見下ろして)
翼)大丈夫じゃない!!
一回息止まったからな!!

大)着てて良かったな、防弾チョッキ。
翼)こういう計画なら、
事前に言えって..うう、、寒い!

大)ほら、早く上がれ。
(ロープを下ろす)

・・・・・

倉庫から離れたワゴン車の車内

翼)ゔゔ、ごれからどゔずりゃいいんだよ。
(寒さでガチガチ震えながら)
大)ほら、毛布。
翼)ありがと...

里)それなんだけど、これを見てみない?

そうやって見せたのは志季のノートパソコン

大)それ、志季が小説書いてたやつだろ?
里)うん、でもわざわざここまで持ってきてたみたいだし何かあるかも。

翼)なんでも良い!とにかく着替えさせて!!
大)そうだな、いったん里津花の店まで戻ろう。(車を運転する)

・・・・・

期日まで2日、午前4時25分
里津花の喫茶店、奥の部屋

翼)はー、あったまる〜。
(ココアを飲みながら)

大)どうだ、里津花。
里)これでよし、パスワードも簡単なやつだったから簡単に開いたよ。
(ノートパソコンの画面を見せながら)

翼)流石!で、中身は?
里)小説のファイルだね、色々あるけど。
最近書き込まれてるのはこのファイルかな。

大)Masquerade GAME?
里)小説のタイトルかな。
(カチッとファイルを開く)

そのファイルには自分たちの今までの行動と酷似した内容の小説が書かれていた、
翼が撃たれて海に落ちるその場面もしっかりとした描写で書かれている

翼)これ、俺たちの事だよな?
小説だろ!?少なくとも俺が撃たれるシーンなんて書いてる暇ないだろ!

里)その先まで書いてある。
大)俺たちがパソコンを見るところもか。

翼)怖!何、予言書みたいじゃん!?
里)予言書...聞いたことがある、まるで予言書のようなシナリオを書く裏社会のシナリオライターの話。

大)そのシナリオ通りに行動すれば必ず成功するってやつだろ? 都市伝説だぞ。
翼)俺も知ってる、確か..victoryだっけ?

3人)...ああ!!



つづく