豊
「おい、!夢、美琴!こっち来い!」
あ、豊が読んでる。
行かなきゃ。
夢
「分かった。ちょっと待って!美琴、行こ!」
美琴
「……、うん!」
今ちょっと間があったような、?
豊いる所へ行くと、
また洋服かと思っていたけど
そこにあったのは、
瓶に漬け込まれた、ぞ、臓器、?
え?
美琴
「きゃぁぁぁぁぁぁぁー」
美琴が大声で叫んでその場に崩れ込んだ。
夢
「豊、これって、?」
私は豊に、臓器だと信じたくなくて聞いてみた。
豊
「多分いろんな生き物の、臓器だな。棚も開けて色々見て見たんだが棚の中にも、ぎっしり瓶に入った臓器があったよ。」
うっ……
吐き気がしてきて
気付いたらその場に吐いてしまった。
豊
「おい。大丈夫か!!」
美琴もビックリして夢に駆け寄った。
美琴
「夢、!大丈夫!?何処かに水、!水ないかな!」
まだ、少し気持ち悪かったが
夢「大丈夫、ごめんね、気持ち悪くなって……。」
私はもう一度たくさんの臓器が置かれた棚を見上げた。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!