第9話

気楽すぎないか、兄さん?
837
2019/09/10 13:24
同時刻
リムル陣は
ディアブロ
ディアブロ
リムル様、紅茶はいかがでしょうか?
一旦落ち着き、考えをまとめましょう
リムル
リムル
そう、だな
ありがとな、ディアブロ
一息つく、リムル
リムル
リムル
(さて…………学校なんて久しぶりだなぁ)
現実逃避をしてしまうのが現状だ。
リムル
リムル
(まず、高校生グループと
 あれはなんの集団だろうな?)
ディアブロ
ディアブロ
ゲーム、とゆう言葉を発しておりました
リムル
リムル
(なら、ゲーム実況者のたぐいか?
 でも科学者っぽいやつとか、
 刀とか持ってるしな)
ディアブロ
ディアブロ
でも、あそこの三人組が気になりますね
リムル
リムル
ディアブロの目線の先には隣達が話している。
リムル
リムル
珍しいな、ディアブロが興味を持つなんて
ディアブロ
ディアブロ
いっ、いえ
私の主はリムル様ですからね!
リムル
リムル
なにお前ちょっと焦ってんの
俺はお前を少なくとも信用はしているよ
ディアブロ
ディアブロ
リムル様………
リムル
リムル
まぁ、とりあえず帰ろうか
ここ周辺の地形とか知りたいしな
ソウエイ
ソウエイ
リムル様、
授業中、分身体に書かせた地図があります
リムル
リムル
お前なぁ……
(まぁ、助かるけども)
すると、近づいてくる足音が2つ
シオン達は睨みつけ、戦闘体制に入っていた。
右手をあげ、引かせる。
入出アカツキ
入出アカツキ
あのー、お時間よろしいでしょうか?
リムル
リムル
ああ、問題ないぞ
入出アカツキ
入出アカツキ
良かったです
なら、情報交換して
もらえませんでしょうか?
リムル
リムル
情報交換?
入出アカツキ
入出アカツキ
はい
俺、気になりますので
リムル
リムル
(まあ、いい機会か………)
リムル
リムル
いいぞ
だが、場所は変えような
入出アカツキ
入出アカツキ
ありがとうございます、リムルさん
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奥村燐
奥村燐
訳わかんねぇ!!!
奥村雪男
奥村雪男
兄さん、少しは静かにして
考えてるんだから
杜山しえみ
杜山しえみ
でも、雪ちゃん
ここに集まった人は皆、違う
世界から来たっていう認識でいいの?
奥村雪男
奥村雪男
まぁ、おそらくは
奥村燐
奥村燐
雪男、
このプリントの芸なにする?
俺、芸ないんだけどなぁ
奥村雪男
奥村雪男
気楽すぎないか、兄さん?
隣達が見ているのは、配られたプリント。
クラスの仲を深めるための、懇親会らしい。
一人一回考えておくこと、と書いである。
杜山しえみ
杜山しえみ
懇親会………いっ、
一発芸とか?
奥村燐
奥村燐
あっ!
俺、折り鶴折れるぞ
杜山しえみ
杜山しえみ
私は、えっと………
あ!料理作ろっかな?
奥村燐
奥村燐
しっ、しえみ?
ほら、他にもあんだろ?あの…
あれとか?
杜山しえみ
杜山しえみ
あれ?
奥村雪男
奥村雪男
悪魔薬学ではないですか?
その知識とかでも十分と思いますがね
奥村雪男
奥村雪男
(しえみさんと兄さんは
 絶対こうゆうのには向いてないな…)
こうゆうの、とは懇親会のことだ、
奥村燐
奥村燐
なら俺は、いっそのこと
悪魔になっちまうか?
杜山しえみ
杜山しえみ
わぁ、隣。
きっとみんな驚くと思う!
奥村雪男
奥村雪男
辞めて、兄さん
雪男は呑気な二人に
奥村雪男
奥村雪男
………………………不安だ…
ため息をそっとつくのであった。

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