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第3話

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扉が開き、私は部屋の外へ出た。

すると、扉は閉まり、戻る事が出来なくなった。

「部屋の探索をしておくべきだった」と思ったが、あの何も無い部屋で何か見つかるとも思えないので、気にせず前へ進む事にした。
廊下を進むと、通路が広くなり、2手にわかれた。

2手にわかれた通路を見て、どちらに進むか、一瞬考えようとしたが、考えても何も始まらないので勘で右へと進んだ。
右へ進むと4つ程扉があり、私はその部屋を1つ1つ調べる事にした。
1つ目の部屋に入ると、そこには少年が立っており、私と少年はお互いに急に現れた人の姿に驚いた。
少年は腰に刀を持っており、私は「殺されるのではないか」と彼を少々恐れた。

しかし、彼にその気は全く伺えず、彼は驚いて尻もちをついた私に、優しく手を差し伸べた。
そして、彼は私に尋ねた。
「お前…なんて名前なんだ?」
「私?…私は…天宿照美…だけど…」
「そか!俺は塚原 有伝つかはら ゆうでん!よろしくな!!」
自己紹介を軽く済ませると、私は、彼に流されるまま、彼と共に行動する事となった。
1つ目の部屋この部屋では、彼の持っている刀が手に入った。
2つ目の部屋には特に何もなかった。
そして、3つ目の部屋に入ると、扉が閉まった瞬間、扉から「カチッ」と言う音がした。

有伝君がドアノブに手を掛け、扉を開けようとするも開くことはなかった。


部屋を調べると、壁に以下の事が書かれた紙が貼ってあった。

【山で男の首つり死体が見つかった。
そこには遺書も添えてあったのに、
刑事は現場を見てすぐに、「これは他殺だ。」と断定した。
さぁ、いったいなぜ他殺なのか?

※現場には遺書以外、証拠となるものはありませんでした。
そして、この刑事は犯人ではありません。
また、この問題に正解したら、この部屋から出ることが出来ます。解答権は1回のみです】

「は?こんな問題に答えなんてあるのか?」
問題文を読み終わると、有伝君目をまるくしながら呟いた。

無理もない。

私にも答えはわからないし、それらしきものが浮かんでも、解答権は1回のみの為、迂闊に回答する事が出来ない。
…なんだか考えている内になんだか眠くなって来た。
「有伝君…ごめん…少し寝かせて…」
「え?はっ?え?え?」
「ごめん…すぐ起きる…から…」
そのまま私は眠りについた。