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第11話

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私達がゴールすると、そこには誰の姿も無かった。

一度不安で頭がいっぱいになっだが、どうやら、私達が1番だったらしい。
しばらくすると、次々とゴールする者が現れ、待ち始めてから1時間ほど経つと、ゴールした者先着20名が出揃った。
《やぁやぁ。揃ったね。それじゃあ。ゴールできなかった人の末路をお見せするよ。》
そう言い、大画面のスクリーンに映されたまだ迷路にいる参加者達。

迷路にいる参加者達にもスピーカーの声が聞こえているらしく、参加者は慌てふためき、「助けて!」「やめて!」などの悲鳴をあげていた。

すると突然。
《グシャツ》
そんな音と共に、画面に映る参加者の首ははねられた。
それを見ていた参加者は顔を真っ青にして、言葉を失った。
《さぁさぁ。次のゲームへ行こう。今回のゲームは5人4組になってもらうよ。メンバーはこっちで決めたよ。》
スピーカーの声はどんどん参加者の名前をあげ、4組に分けた。

私は3組目。

メンバーは迷路を一緒にクリアした。

猪佐男君、風ちゃん、武君、真君、そして私の5人。
《メンバーが決まったね。そしたら次の部屋へ進んでほしい。そこには武器がある。その武器は1人1つづつ使える。武器の説明は武器の近くに置いてある紙に書いてある。武器の使用権は早い者勝ち、早く行った方がいいよ。それじゃあ。位置に着いて、よ〜い…》
「ちょっと待ちなさい!」
《ん?どうかしたか?天宿照美。》
「ゲーム内容についての説明をしなさい。」
《あぁ。そうだったね。
ゲーム内容は簡単。
4チームの殺し合いさ。
チームの人間が全員死んだり気絶など戦闘不能になった場合失格だ。
ステージは森の中を模して作ってある。
それを考慮して武器を選ぶがいい。
全員が武器を選び終わったら僕がスタートの合図を出す。そうしたら開始3分間でステージ内に広がれ。なお、その3分間の攻撃は禁ずる。
また、3チームが失格になるまでゲームは終わらない。》
そう言うと、武器選びの時間が始まり、みんな一斉に武器選びを始めた。

私もどの武器を使おうかと考えていた。
「うーん。」
ふと、猪佐男君が刀が置いてある場所で悩んでいた。
「どうしたの?」
私が尋ねると、彼は苦笑いを浮かべながら言う。
「いやぁね…ここに置いてある刀…なんだか作りが雑なんだよね…」
「そんなのわかるの?」
「うん。なんでかはわからないけど見てると刀のダメなところばっかり見えて来ちゃってさ…君の持ってた刀は、手に馴染むし、作りも丁寧なんだけど…」
「ならさ、私の持ってる刀使う?」
「いいの!?」
「えぇ…どうせ刀なんて扱えないし。」
「ありがとう!!」
彼に刀を渡すと彼は嬉しそうにしていたが、問題は私の武器選びである。

私のように戦える超能力を持っていない人間は、このゲーム、とても不利である。


結局、私は「伊邪那美イザナミ」・「伊邪那岐イザナギ」と刻まれた二丁拳銃を選んだ。

少々、銃身が重く扱いにくそうではあるが、持ちやすかったのと、この拳銃に書かれていた説明を見て、これにすると決めたのだ。