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第4話

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私は夢を見た。
その夢は、

首を吊った老人と、それを調べる警察らしき人物が写っていた。
夢から覚めると、有伝君は何も進展していないようで、頭を抱えていた。
「おはよ。」
「ん!?お、起きてたのか。」
「早速だけど…回答していいかな?」
「え!?答えがわかったのか!?」
「……うん。」
【山で男の首つり死体が見つかった。
そこには遺書も添えてあったのに、
刑事は現場を見てすぐに、「これは他殺だ。」と断定した。
さぁ、いったいなぜ他殺なのか?

※現場には遺書以外、証拠となるものはありませんでした。
そして、この刑事は犯人ではありません。
また、この問題に正解したら、この部屋から出ることが出来ます。解答権は1回のみです】
…私の見る夢は全て逆夢。

私の夢は全て現実のものとは逆を指す。

さっきの夢はきっとこの問題についての夢なのだろう。

首吊りをした老人…

老人の逆と考えた時、1番初めに思い付くのが産まれたばかり赤ん坊。

赤ん坊が首吊りをしていたのであれば、他殺と決めつけるのには充分過ぎる。
私は自信を持って答えた。
「この問題の答えは…首を吊っていたのは赤ん坊だったから。」
その後、短く長い沈黙が続いた。

私は頬に冷や汗を垂らして時が過ぎるのを肌で感じた。

沈黙を破ったのは「カチャッ」と音を鳴らし開いた扉の鍵の音。

その音に私は胸を撫で下ろした。
「お前…すげぇな!!」
扉の鍵が開くと共に彼は私に賞賛の言葉を述べた。
そうして、私達は3つ目の部屋を出た。

すると、廊下に突然響く無機質なスピーカー音。
《部屋から出れたのか…凄いね。》
聞き覚えのある、声。

1番初めに私がいた部屋で聞いた声と全く同じだ。
《んー。じゃあ、君らにはご褒美あげるよ》
そう言うと、天井からロケットペンダントが落ちてきた。

ペンダントの中には写真の切れ端が入っていた。
「いるかよ!!こんなもん!!」
そう言い怒る、有伝君を抑え、「何かに使えるかもしれない」と言い宥めた。
4つ目の部屋に入ると、そこには4つの人形があり、右から2番目の人形と、左から2番目の人形の間には扉と、張り紙が貼ってあった。
張り紙にはこう書かれていた。
【人形は嘘つきばかり。】
その文を見た瞬間、人形達は不気味に笑い初めた。