第70話

⚔️真選組の3人
681
2023/04/15 13:00
-----Okita Side-----
集会を終え、俺たちは城へ向かった。
2時間ほどの話し合いを終え、
俺たちは屯所へ戻ることになった。
城を出てパトカーに乗っていると、
前に人が現れ。
運転手はハンドルを右に切り、
パトカーは電柱にぶつかった。
衝突の衝撃が俺たちを襲った。
十四郎
十四郎
くそ、急になんだ。
総悟
総悟
どうやら、
電柱にぶつかったみたいですね。
十四郎
十四郎
近藤さん。大丈夫か?
助手席に座っている近藤さんからの
返事が返って来なかった。
土方さんは必死に近藤さんに声をかけている。
だが、そんなことしてる暇はなさそうだ。
俺はドアを開けて、車外に出た。

バタンッ
十四郎
十四郎
総悟。どうした。
総悟
総悟
残念ながら、
単なる事故じゃねぇみてぇデッサ。
俺たちの車を囲むように、
攘夷志士が集まっていた。
多分、こいつらは佐竹智也の部下だ。
十四郎
十四郎
わざと事故を起こしたっつうことか。
総悟
総悟
土方さん、近藤さんを頼みます。
俺は、志士に刀を向けた。
志士の数はざっと20人。
急激に成長してる攘夷志士。
成長出来るには理由があるって言うことデッサ。
佐竹智也の長所は、計算高さ...か。
俺たちが城へ向かうのも、
計算済みだったって言うわけか。
つまり、本当の狙いは...。
総悟
総悟
屯所か。
さっさとここを片付けねぇとまずい。
この時間は見廻りに行く隊員もいて、
屯所は手薄だ。
こいつらはただの時間稼ぎか。
総悟
総悟
お前らに付き合ってる
時間なんてねぇんで。
一斉にかかってこい。
攘夷志士
かかれ。
志士達は俺の挑発にのり、
一斉にかかってきた。
リーダーが賢くとも、
使うコマが賢くなくて助かる。

バタバタッ
総悟
総悟
テメーらのリーダーに伝えろ。
新選組一番隊隊長を
甘く見るなとな。
まあ、テメーらが無事に帰れたらの話だがな。
俺はまた刀をかまえ、
残りの志士たちを睨みつけた。
そして、相手が怯んだ瞬間。
勢いよく志士に駆け寄り、
刀を振るった。

バタバタッ
総悟
総悟
次は誰だ。早くかかってこい。
俺は刀に着いた血をはらいながら、
志士に啖呵をきった。
攘夷志士
クソッ。怯むな、
相手は1人だ。
十四郎
十四郎
誰が1人だって。
バタッ

そう音を立てて、前の志士が倒れた。
その後ろには土方さんが立っていた。
勲
総悟。俺は平気だ。
ここは俺たちに任せて
お前は屯所に戻ってくれ。
十四郎
十四郎
つーわけだ。
お前は早く屯所に戻れ。
総悟
総悟
分かりやした。
俺はその場を2人に任せて、
屯所へ向かって走り出した。
屯所が本命なら、
志士の数も実力もさっきの上だ。
総悟
総悟
クソッ。
この時間居残り以外は見廻りをしている。
今日の居残りは一番隊だ。
俺が誰かの心配をするなんて、
キャラじゃねぇ。
自分でもよく分かってんだよ。
あなたのことになると、
いつもの俺で居られなくなる。
何にも関心を持たずにいられたら
楽なんだろうな。

「総悟も約束して。私の前から居なくならないで」

約束できない理由は1つだった。
俺かお前の二択になれば
俺はあなたを生かす選択をする。
俺の人生からあなたが消えるくらいなら、
そんな人生終わってもいいと思う。
頼むから、間に合ってくれ。
俺は全速力で屯所へと向かった。

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