第71話

⚔️
647
2023/04/16 12:25
-----sogo side-----
屯所に着くと入口では
7.8人の1番隊員が根気強く戦っていた。
隊員A
た、隊長!
隊員B
佐竹智也は建物の中です。
向かってください。
終
.....
志士の数が多く隊員はへばっているが、
終兄さんのおかげでなんとかなってるみたいだ。
俺は隊員の言う通り急いで奥へ向かった。
人を放っておけないあなたなら、
直弘と一緒に奥にいるはずだ。
-----your side-----
佐竹智也は焦るでもなく、
睨みつけるでもなく。
ニヤニヤと私たちを眺めている。
この状況でよく笑える。
私は強く刀を握る。
体に力が入っているのが分かる。
智也
智也
フッ...緊張してるのか?
まあ、新選組と言えど
ただのガキだからな。
あなた

呑気に話してないで、
さっさとかかってきなさい。

智也
智也
じゃ、お望み通りにしてやるよ。
そう言うと、佐竹智也 は私の前から消えた。
気づいた時には目の前まできていた。
あなた

ヤバッ。

私は刀で攻撃を受けた。
攻撃の重みが凄い。
1回受けただけで、手がジンジンする。
智也
智也
よく流したな。その調子
で少しは楽しませてくれよ。
佐竹智也は余裕の顔でそういった。
神威と同じ人種だ。
私も佐竹智也に向けて攻撃をした。

キンッ
智也
智也
ぬるい攻撃だな。
私の攻撃はすぐに弾かれた。
ひるまずに攻撃を続けるが、
致命的な一手を打てる自信が無い。

10分ほど攻防を続け。
手の力が抜け始めた私と比較して、
佐竹智也は息が上がってもいない。
智也
智也
女にしては、丈夫だな。
だが、お遊びはここまでだ。
今までとは比較にならない速さで、
近づいてくる相手を私は避けることも、
刀を構えることも間に合わなかった。
あなた

キャッ

私は後ろの壁に吹き飛ばされた。

バンッ

背中の痛みを感じる頃にはもう目の前に、
佐竹智也がいた。
佐竹智也は刀ではなく、
足で私を蹴り飛ばした。
佐竹智也は私のことを舐め、
今このときを楽しんでいる。
そう分かっても、
もう力が入らない。
痛みで体が支配される。
智也
智也
もう今にも意識が飛びそうだな。
子供はさっさと寝るんだな。
そう言って、佐竹智也は
私の前から去っていった。
行先は、直の所だ。
私は結局、何も出来なかった。
智也
智也
次は、お前の番だ。直弘。
先にあの世に行き、
あの女が来るのを待ってるんだな。
直弘
直弘
....智也。
智也
智也
過去も今も何も出来ない自分に、
せいぜい嘆くんだな。
佐竹智也は直に近づいていく。
このままじゃだめ。
動け。動け。
私は、力を振り絞って自分の刀を投げた。
その刀は智也の左腕をかすった程度だった。
それでも佐竹智也の標的は、
私へと移った。
直弘
直弘
あなたっ!なんで。
智也
智也
予定変更だ。
そんなに早く死にたいなら。
お前が直弘が来るのを待つんだな。
そういい、相手は私に刀を構えた。
もう私には刀がない。
振り下ろされた刀に
抵抗するすべは私には無い。
あなた

ごめん。総悟。
約束守れなくて。

笑顔で迎えるどころか、
もう会うことも出来ない。
ごめん。
私はスッと目を閉じた。

キンッ

ドンッ

どれだけ時間が経っても痛みを感じない。
こういう時の時間の流れは遅いけど。
それにしても、遅い....。
総悟
総悟
あなた。
この声。
あなた

.....総悟。

恐る恐る目を開けると、
私の前には総悟の後ろ姿があった。
総悟
総悟
無茶してんじゃねぇよ。
あなた

約束守れなくなるところだった。

総悟
総悟
そうだ。もうそこで休んでな。
総悟は刀を構えた。
さっきのは佐竹智也が壁にぶつかった音だ。
私が手も足も出なかったのに。
やっぱり総悟はすごい。
笑顔では無理だったけど、
また会えてよかった。
守らなきゃというプレッシャーがぬけ、
私は意識を失った。





----------
お久しぶりです。
高校から描き始めてましたが、
ついに社会人になってしまいました。


これからもたくさんの方に
読んでいただけたら嬉しいですね🥹

題名が浮かばなくなってきたので
絵文字だけで失礼します。

プリ小説オーディオドラマ