第24話

☂️ヅラじゃない桂だ。
5,268
2022/03/22 11:46
------Your Side----
神威が気を失ってすぐ、私は総悟の方の加勢した。
今は、1人で相手を倒すことに集中するより。
協力しないと。
阿伏兎
阿伏兎
お前、凄いな。
ウチの団長を気絶させるなんて。
こんな事初めてだ。
総悟
総悟
お前も同じようにしてやるよ。
阿伏兎
阿伏兎
やなこった。まぁ、俺らの仕事
は所詮お前らの足止めにすぎねぇ。
総悟
総悟
それは、どういう事でぃ?
阿伏兎
阿伏兎
勢力を分散させれば、1箇所
の力は弱くなる。そのために
駆り出されたってことだよ。
そう言われて、ハッとした。
そよ姫の警護に力を入れたせいで、
江戸城の警備は今薄れてる。
早くここを何とかしないと。

あなた

キャッ。

阿伏兎さんばかり気にしていて、
1番警戒しなければ行けない人から目を離していた。
神威
神威
いやー。まいったよ。
まさか気を失ったフリするなんて。
神威はそう言って、地面に倒れた私の前に立った。
手に持っていた傘を向けられて、結構ピンチ。
神楽
神楽
ヌオォー。
という声がしたのと同時に、何かが飛んできた。
神威はそれを軽々と受け止めた。
神威
神威
神楽じゃないか。
何してるの。
神楽
神楽
それはこっちにセリフネ。
お前が地球になんの用アルカ?
神威
神威
特に用はないよ。ただ、
強い奴と戦いたいだけさ。
神楽
神楽
私の友達をお前と戦わせる訳には
いかないネ。私が相手をしてやるネ。
神威
神威
神楽を倒してからじゃないと、あなたとは戦えないのか。じゃ、手加減しないよ。
神楽
神楽
どこからでもかかってくるアル。
あなた、銀ちゃん、クソサド。
みんなは早く城に行くアル。
あなた

いやいや、3人を相手に
1人じゃ無茶だよ。

ハハハハッ。銀時!俺が助太刀してやろう。
ピリピリした空気のなか、
空気に合ってない笑い声が響いた。いや。誰の声。
なんて周りをキョロキョロしていると、
ロンゲの男の人と未確認生物がこっちに向かってきた。
銀時
銀時
ヅラ。
ヅラじゃない桂だ。
高杉の思惑通りにはしたくないから
な。今日は新選組側に付いてやろう。
総悟
総悟
桂小太郎。いつもなら捕まえるが
今は人手が足りねぇ。今日は見逃し
てやるからしっかり働いてくれよ。
小太郎
小太郎
貴様らに言われなくてもそうするさ。
じゃ、銀時。高杉の方は任せたぞ。
銀時
銀時
へいへい。分かりましたよ。
じゃ、死ぬんじゃねぇぞ。
小太郎
小太郎
俺は、そんなにやわじゃないさ。
銀時
銀時
じゃ、行くぞ。あなたとクソサド。
総悟
総悟
イェサ。あなた。早く。
あなた

はい。

という感じで、私たちはその場を
桂さんと未確認生物に任せて城に向かった。
桂って誰だっけ。なんか凄く有名人だった気がする。
それに、あの生物なに。人間の足してたけど。
まぁ、いいか。お城は大丈夫かな。














──────────


銀魂2のDVD見て、
なんか似た内容になってしまいました。
ここからの展開が、もうシリアスでしかない。
もっと面白い日常を描きたかったのに。

という事で、日常をちょくちょく挟みます。
許してください😢💦

プリ小説オーディオドラマ