第15話

☂️見回り
6,324
2022/03/22 11:45
3日後。
今日の1番隊の仕事は見回り。
そして今は、見回りをしている。
街の通りを歩いていると、人だかりが出来ていた。
気になって見てみると、
天人が人間にイチャモンを付けていた。
話の内容は、『肩があたったから謝れ』みたいな。
天人A
おい、兄ちゃん謝れよ。
何俺様にぶつかってんだ。
それ以上言うと、
殺しちゃうぞ。
天人A
あ、人間が何舐めた口聞いてんだ。
弱いやつに興味はない。
それに、僕も天人だから。
天人A
は?どう見ても人間だろ。
舐めてんのか。
殺せるもんなら殺してみろよ。
天人がそう言うと、
オレンジまじりの赤髪の男は天人に傘で叩こうとした。
私は人混みを分けて、2人に近づき。
その攻撃を止めた。
こんな所で血が流れたら、みんなに迷惑すぎる。
あなた

喧嘩はここまで。天人さん、
大きい態度とってると時に危ない目に
会う事、覚えておいた方がいいですよ。

天人A
な...。
あなた

それから、貴方は少しやりすぎです。

君、よく俺の攻撃を受け止めたね。
あなた

....話聞いてます?

俺は、強い子にしか興味は無いよ。
君は強そうだ。相手してくれない?
あなた

...私は、意味の無い喧嘩はしない。

そっか。まぁ、君が新選組ならいつか戦う日が来るだろうし。その日を待つよ。
あなた

どういう事ですか?
ていうか、何者?

僕は宇宙海賊春雨のだ...
団長。単独行動して
もらっちゃ、困るぜ。
うるさいよ。阿伏兎。
阿伏兎
阿伏兎
そんな事言ったって、団長のせいで
他の隊員も自由に動くから困ってんだ。
仕方ないな。きみ名前は?
あなた

え...。保科あなた。

そっか、僕は神威。
また、いつか会おうね。
あなた

あ...。うん。

そう言って神威は阿伏兎さんに連れていかれた。
宇宙海賊春雨...って、天人。
人間だと思ったけど、天人なんだ。
そう言えば、日傘を差す種族が居たっけ。
陽の光を嫌う、戦闘民族...夜兎。
戦闘民族とか言うからもっと怖いのかと思ったけど、
神威とか肌白くて、凄いイケメンだったな。

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