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第16話

1日目-15
……神奈と拓の出会いから1時間後。個性的でワガママなこの男の子の、中二病じみたマシンガントークをただひたすら聞くことに徹した神奈は、どうやってこの男の子から離れようか考え初めていた。
つまり、俺は高く飛ぶことが大の得意だ。人間の世界でいうと、『ハイジャンプ』って競技になるのか?もし俺様がその競技に出たら……『キネズ世界記録』だったか?
神奈
……『ギネス世界記録』でしょ。
そうそう、それだ!『ギネス世界記録』に、誰も越すことの出来ない偉大な記録を残すことが出来るぜ?……見てみるか?
神奈
慎んでご遠慮させて頂きます。
は、はんっ!お前なんかには頼まれても俺様ののジャンプは見せてやんねーよ!
(神奈)……マジでめんどくさい。
神奈がこう思うのに時間はかからなかった。だが、心の深い、深い底で、ほんの少し、"拓と一緒に居るのが楽しい"と思っているのにも、神奈は気付き始めていた。
ところでよ、お前の着てる服ダッセーよなーwwパーカーにショーパンって、どこからどう見ても男だろww
……前言撤回。コイツはサイテーな自己中男だ。
神奈
……帰ってもいいかしら。
神奈は、精一杯の勇気と威厳を持ってこう言った。
すると、拓がとたんに慌てて始めた。
うわあぁあ、わ、悪かったって!おい、今日はもう……帰っても……いいけど、よぉ。また、……また、明日。来てくれるよな?な、?な~??
懇願する拓を見て、神奈はだんだんおかしくなってきた。そして、渋々ではあるが、承諾した。
神奈
っもう!さっきまでの威勢はどこにいったのよ(笑)……しょうがないなぁ~、じゃあ、また明日。ここでね。……待ってて。