無料ケータイ夢小説ならプリ小説 byGMO

第17話

2日目-1
ピピピピッ ピピピピッ ピピピピッ
部屋に、アラームが鳴り響く。
神奈
んっ……
カーテンの隙間から差し込む光に瞳を細くしながら、神奈は起き上がった。
まだ少しボーッとしている神奈の脳裏に最初に浮かんだのは、昨日会った"拓"という名前の少年だった。
(神奈)昨日のは……夢?
神奈は、枕元に置いたスマホを手に取り、スケジュールを開いた。今日の日付のところには、"拓との約束"と書かれている。
(神奈)やっぱり、夢じゃない……。
誰もいなかったはずのひまわり畑に、急に現れた"西内拓"。個性的でワガママだけど、すごく不思議な雰囲気を漂わせた男の子だった。
(神奈)今日また会えたら、もっと拓のこと知れるのかな。
自分でも気づかないうちに、神奈は拓と会って話をするのを楽しみにしていた。
そこに、ドアをノックする音が響いた。
トントンッ
稲汰
神奈ちゃん、おはよう!もう起きてる?
ドアの外から声をかけてきたのは、稲汰だった。
神奈
うん!
神奈も一旦考えることをやめ、稲汰に声を返す。
稲汰
そろそろ朝ごはんらしいから、神奈ちゃんも支度ができたら下に降りてきてね。
神奈
はーい!
(神奈)そっか、もう7時だもんなぁ……。稲汰の言う通り、早く支度しなきゃ。
パジャマから着替え、顔を洗うと、少し急ぎ足でリビングに向かう。
(神奈)そうだ!結局昨日"伝説"は見つけられなかったし、朝ごはんを食べながら、もうちょっと詳しいことを稲汰に聞いてみるのもいいかもしれない!
リビングに着くと、神奈はウキウキしながら席につき、いただきますの後、すぐさま稲汰に話しかけたのだった。
神奈
ねぇ、稲汰──