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第4話

1日目-3
神奈
あぁ~!お腹いっぱぁ~い!!
いつもは小食で、朝ご飯をあまり食べない神奈にとって、今日の朝ご飯は少し多く感じられた。
夜行バスに乗って稲汰の家に来たため、昨日の夜の睡眠も足りず、神奈はうとうとしていた。
神奈
今何時だっけ……
時計を見ると、針は8時を指していた。沸き上がる眠気に耐えきれず、まぶたを閉じる。
稲汰(幼少時)
…… な ゃん、か ちゃ 、 なちゃん、
稲汰(幼少時)
かなちゃん!
パチッ
神奈(幼少時)
ん……?
自分を呼ぶ声で目を開けた神奈は、周りの景色を見て、息を飲んだ。
(神奈)ここはどこだろう……?とても大きなひまわり畑みたいだけど……。
稲汰(幼少時)
かなちゃん、だいじょうぶ?こんなところでねてちゃだめだよ。
声がした方を見ると、幼い頃の稲汰が心配そうに顔を除き込んでいた。
(神奈)もしかしたら、ここは夢の中なのかもしれない……私、あのまま寝ちゃったんだ……
思うように声や体を使えないため、ここが夢の中だと黙認する。
神奈(幼少時)
うん……。しんぱいかけてごめんね。
幼い頃の私が稲汰に声を返した。すると、稲汰は突拍子もないことを言い出した。
稲汰(幼少時)
もう、かなちゃんはぼくがついてなきゃだめだね。……そうだ!おとなになったらぼくとけっこんしよう!そしたらずっといっしょにいられるよ!
それを聞いた幼い頃の私は、考える間もなく、
神奈(幼少時)
いなたくんとずっといっしょ?……すてき!かな、いなたくんとけっこんする!!
稲汰(幼少時)
うん!やくそくだよ!
神奈(幼少期)&稲汰(幼少期)
ひまわりにちかって……!
(神奈)このやりとり、どこかで……
そこまで考えたとき、笑顔の2人を残したまま、視界がグニャリと歪んだ。