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第23話

2日目-7
(神奈)さすがに、もういるよね……?
お昼ご飯を食べ終えた神奈は、ひまわり畑への道をゆっくりと歩いていた。
午前中会えなかったこともあり、さすがに走ってひまわり畑に行くことはやめたが、神奈の気持ちはそれ以上に弾んでいた。
(神奈)もしもまたいなかったらどうしよう……?でも、昨日約束したし、絶対いつかは来るはず……って、あれ?なんで私、拓と会うのをこんなに楽しみにしているの?
神奈は、そこまで考えると、足を止めた。そして、みるみるうちに頬を赤く染めた。
(神奈)別に、好きとかそういうんじゃないしっ!?昨日あいつに『来てくれ』って言われたから今も向かっているだけで……
息を吐き出し、神奈は再び歩き出す。
(神奈)そういえば忘れてたけど、拓がいったい何者なのかもはっきりさせなきゃ……。どういう風に話を切り出したらいいんだろう?
その方法を考えながら歩いているうちに、ひまわり畑が見えてきた。もちろん、答えは出ていないままだった。
ひまわり畑の奥に目をこらすと、そこにはひまわりの横に座っている拓がいた。
神奈は、とっさに拓の名前を呼ぼうとする。
神奈
あっ、たk
神奈ー!!やっと来たのかよ~!!
が、その声はさらに大きい拓の声にかきけされた。
神奈は拓のそばに寄ると、唇を軽く尖らせた。
神奈
もう、う・る・さ・い。っていうか、『やっと来た』って何よ!?こっちは、午前中にも1回ここに来たんだからね!?
拓は、神奈の話を聞きながら立ち上がる。
へぇ~。……もしかして、俺様と会うのを楽しみにしてたとか?(笑)
神奈
な゙っ!
神奈は、恥ずかしさで顔を真っ赤に……はせず、拓の言葉に引いて顔を真っ青にした。
神奈
は?んなわけないでしょ、頭大丈夫?
ガチレスすんなよ……
神奈の言葉に、拓は瞳を潤ませた。
神奈
んで、なんで午前中いなかったのよ?
神奈がそう問いかけると、拓は神奈以上に不思議そうな顔をした。
なんでって……なんでだ?
神奈
はあぁ~!?
神奈は呆れて、開いた口がふさがらなかった。