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第7話

1日目-6
稲汰
も~、神奈ちゃん、シリアス禁止!!冗談だってば!気にしないで。そんな昔のちっぽけな約束なんて、もう時効だよ!僕は、幼なじみとしては、神奈ちゃんが大好き!……でも、その“好き”は、恋愛感情としての“好き”じゃなくて、幼なじみとして、だよ。
……僕のために沢山悩んで話してくれたんでしょ?それだけで十分だよ。
悩んでいたことが、意外にもあっさり解決してしたったことに、神奈は驚きを隠せなかった。
神奈
っでも、なー君、私が約束忘れていたことに怒ってないの??ていうか、なんで今まで思い出させてくれなかったの??
悩みが無くなった途端、神奈の頭の中には疑問が次々と湧いてくる。その疑問にも、稲汰は焦ることなく答えていく。
稲汰
僕が神奈ちゃんのことを怒るわけないでしょう?思い出させなかったのは、今日みたいに神奈ちゃんが悩むのを見るのが嫌だったから。
神奈
なー君……!
今まで稲汰が側にいるのが普通だったからだろうか、こんなに優しくて人思いの幼なじみがいることに、何も感じなかった。
(神奈)でも、今ならわかる。こんなにも私のことを大事にしてくれるのは、なー君だけだって……!
稲汰
そ・れ・で~、神奈ちゃんは“恋”がしたいと。
顔をあげると、ニヤニヤ顔の稲汰がいた。
神奈
~っ!!!わ、悪いっ!?
(神奈)うわ~っ!!ついなー君に、“恋はしたい”なんて言っちゃったんだった~!!
神奈は、恥ずかしさがMAXに達し、開き直るしかなくなった。
神奈
こんなこと言ったの、なー君が初めてなんだから、責任とりなさいっ!私に“恋”を教えて!!
稲汰
えっ!?……神奈ちゃんに“彼氏”なんて考えたくもないけど、それが神奈ちゃんのためになるなら……いいよ。
稲汰は、少し嫌そうな顔をしたけれど、すぐにいつもの笑顔で許可してくれたのだった。