第22話

🌕
473
2018/05/19 08:53
家の中に入る。
YOU(カトク)
YOU(カトク)
電話できるよ!
ってカトクで連絡。




そしたらまぁなんと。

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ユンギ(カトク)
ユンギ(カトク)
分かった!かけるね〜。
“purururururururu”
YOU
YOU
もしもし。
ユンギ
ユンギ
あなた〜。
YOU
YOU
やっほ〜!
ユンギ
ユンギ
相変わらず僕暇だよㅋㅋ
YOU
YOU
私も暇だから仲間だよ。
ユンギ
ユンギ
それは嬉しいかなㅋㅋ



会話が淡々と続く。



しばらくして時間見たら···。


何と1時間半も電話してました。
YOU
YOU
1時間半も電話してる!
ユンギ
ユンギ
ほんとだ!じゃあそろそろ切る?
YOU
YOU
そうしよっか!
その時。
〘“ドンドンドンドン”〙

〘ユンギ、開けて!〙
〘話がしたいの。〙
〘ねぇ、開けてってば!〙
〘私たちと話しよ?〙
〘他の子に笑顔を振りまくのやめて!〙



急にユンギの方が騒がしくなった。
ドアを叩く音、

数え切れない程の女の人の声。
YOU
YOU
ユンギ?どうしたの?
ユンギは話さなくなった。
ユンギ
ユンギ
ごめんあなた。切るね。ばいばい···。
YOU
YOU
え、ユン_
“ツーツーツー”


電話はすぐに切られた。


どうしたんだろうか。




ユンギの声は聞いた事もない様な震え。








そして何かを恐れているような声色だった。







































それから結局、今日は連絡が無かった_。

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