第21話
●黒白にチャンスを与えた金○
~数分前、黒尾side~
〈 研磨
研磨「俺の部屋」
クロ「了解」
家でやること終えて行ったら研磨家に。そしたら部屋が少し開いてた
あいつがドア開けてんの珍しいなァって思いながらドア開けようとしたら話し声聞こえて。
あなたの『我慢すればっ、いいと思ってたけどさっ、』と。
やっぱなんか我慢してんじゃね~か
何あったんだよ。って思って立ち聞きしてた。
この瞬間、俺の頭の中真っ白さ
あなたが言ってたことを思い出してみたら…嫉妬……ってことかと思って。つまり最近おかしかったのは……あいつ…あの女子と話してるの見て嫉妬…してたって事…なんだなって思った。
体育座りして泣いてるあなたに研磨は背中をさする。と思ったら研磨がこっち向いて、手招きしてきた。
んで、泣き止むまで俺がここにいた。
あなたに1つ嘘ついた。
俺は『距離が近すぎたら』辺りからいた
って言ってるけど本当は『我慢すれば』辺りから聞いてた。
──パシッ、
立ち上がって部屋を出ようとしたらクロが座ってる状態で腕を掴んできた。
やっぱ好きな子いるんじゃん。
泣きそ。
やめろよ、、
私何聞かされて……ん、、??
昼休み夜久とよくいる………………、
告白…………海が知ってる…………、
いやこれに関しては海がほかの女子に言われたって可能性も
……は、、?
︎︎
︎︎
つっ立ってる私は、下を向いて、涙を流す。
クロも私の事好きとか聞いてない。
驚きと嬉しさと…嫉妬とか……そんなん全部ゴッチャになってて、今ど~いう感情かわけわかんない。
するとクロが私の前に立った
︎︎