ファミレスにて_
私たちは、6人用のソファー席に座った。
店員さんを呼ぶ音が店内に響いた。
しばらくして、20代くらいの男性店員が来た。
私達はそれぞれ届いたものを食べていた。
ピンク髪の女の子が、こっちに向かって走ってきた。
突然現れたその子は、ピンク髪にピンクの服。しっぽのようなものが生えていて、角のカチューシャをつけている。くりっとした丸くて大きな目に目を奪われる。
青と黒が段になった髪の毛。十字架のペンダント、ドクロのTシャツに、左手には包帯。
そんな闇っぽい雰囲気に反して、黄色の目は光っていて、白い肌に整ったパーツが散りばめられている。
ハック先輩が青い髪の男の子に言った。
ティラさんは半ば強引にタブーさんを椅子から退けさせた。
店員さんが来て、注文を聞かれた。
硬そうな皮膚…鉄だ!つまり、ロボット。背は小さくて…あれ?目がチカチカしてる…
ティラさんが足の下にシャボさんを押し込んだ。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。