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第11話

#9(2)
涼side(過去:18歳)
深谷 守琉(フカヤ マモル)
深谷 守琉(フカヤ マモル)
あとは計画通りに。
いいな?
颯海 実菜(ハヤミ ミナ)
颯海 実菜(ハヤミ ミナ)
了解っ!
深谷 涼(フカヤ リョウ)
深谷 涼(フカヤ リョウ)
わかったっ!
俺は今、連続テロ事件を起こしているヤツらのアジトにいる。
計画は簡単。
それぞれ散らばり、出会したヤツらを潰していく。
たったこれだけの事だ。
テロリストのメンバー
侵入者だっ!
深谷 涼(フカヤ リョウ)
深谷 涼(フカヤ リョウ)
……っ!
俺はナイフを思い切り男に刺した。
すると男は力無くして崩れ落ちた。
_________30分後。
深谷 守琉(フカヤ マモル)
深谷 守琉(フカヤ マモル)
これでもういないだろ。
中を回ってももう出会さなかったし。
颯海 実菜(ハヤミ ミナ)
颯海 実菜(ハヤミ ミナ)
えぇ。
多分、もう中にはいないわ。
テロリストのメンバー
うぉォォりゃァァァッッ!
……パンッ。
深谷 涼(フカヤ リョウ)
深谷 涼(フカヤ リョウ)
兄さん。
油断は禁物だよ?
深谷 守琉(フカヤ マモル)
深谷 守琉(フカヤ マモル)
ハハッ。
そうだね。
涼、よくやったよ。
兄さんは俺の頭をポンポンとした。
照れくさいが正直、嬉しかった。
深谷 守琉(フカヤ マモル)
深谷 守琉(フカヤ マモル)
さ、任務も終わったし帰ろうか。
颯海 実菜(ハヤミ ミナ)
颯海 実菜(ハヤミ ミナ)
あ、私中に携帯置いてきた…。
取ってくるね。
深谷 涼(フカヤ リョウ)
深谷 涼(フカヤ リョウ)
じゃあ先に帰ってるね。
また後で!
俺と実菜が最後に会話を交わしたのは
こんな何気ない会話だった。
数十メートル歩いた頃だった。


テロリストのアジトで大きな爆発が起きたのだ。
深谷 守琉(フカヤ マモル)
深谷 守琉(フカヤ マモル)
……実菜…!
深谷 涼(フカヤ リョウ)
深谷 涼(フカヤ リョウ)
兄さんっ!
深谷 守琉(フカヤ マモル)
深谷 守琉(フカヤ マモル)
あぁ!
わかってるっ!
俺たちは急いで向かった。


_______俺たちは愕然としていた。
辺りは火の海と化していて建物は崩れていた。
そして足元には肉片が転がっていた。
腕や脚、様々なパーツが落ちていた。
そして…1番見たくないものが目に入った。
俺はその場にうずくまった。
鉄が錆びたような臭いが鼻を突く。

俺は思わずその場に嘔吐してしまった。
テロリストのリーダー
どうだい?
仲間の変わり果てた姿は。
そこにはリーダーらしき人が立っていた。
深谷 守琉(フカヤ マモル)
深谷 守琉(フカヤ マモル)
…………殺す…!
兄さんはナイフを片手に男に飛びかかった。
テロリストのリーダー
お前は最後だっ!
男は軽々とかわし、兄さんを蹴り飛ばした。
深谷 守琉(フカヤ マモル)
深谷 守琉(フカヤ マモル)
……ぐっ!
兄さんは軽く背中を打ったみたいだが大丈夫そうだった。
だが、兄さんの事を気にしてる間に自分に危険が来たようだ。
男はが俺はの目の前に立っていたのだ。
俺にはナイフの刃先が向けられていた。
テロリストのリーダー
じゃあな。
小僧。
もう無理だ。
俺は諦めて目をつぶった。
………あれ?痛みが来ない…?
俺は目を開けた。
外には兄さんがいた。
腹からは血が垂れ、呼吸は浅かった。
深谷 涼(フカヤ リョウ)
深谷 涼(フカヤ リョウ)
……兄…さん…?
深谷 守琉(フカヤ マモル)
深谷 守琉(フカヤ マモル)
へへっ……。
ちょっと、無理しすぎた…かも……。
それだけ言って兄さんは崩れ落ちた。
崩れ落ちた兄さんを俺は支えた。
深谷 涼(フカヤ リョウ)
深谷 涼(フカヤ リョウ)
兄さんっ……!
兄さん……。まだ…まだ死なないよな?
まだ!一緒にいられるよなっ?
深谷 守琉(フカヤ マモル)
深谷 守琉(フカヤ マモル)
……涼…。
俺は…もう…持たない……。
だから…これだけ言う……。
この……探偵社を継いでくれ……。
深谷 涼(フカヤ リョウ)
深谷 涼(フカヤ リョウ)
なんで…なんで…そんな事言うんだよ……!
だって……!兄さんは…まだ…俺と一緒に…いてくれるだろ……?
深谷 守琉(フカヤ マモル)
深谷 守琉(フカヤ マモル)
涼っ…!!
兄さんは叫んだ。
深谷 守琉(フカヤ マモル)
深谷 守琉(フカヤ マモル)
………現実は…そう甘くないんだ。
俺は…もうそろそろで……大量出血で……死ぬ。
深谷 涼(フカヤ リョウ)
深谷 涼(フカヤ リョウ)
…………。
気づけば兄さんの血は俺はのズボンにも染みていた。
深谷 守琉(フカヤ マモル)
深谷 守琉(フカヤ マモル)
頼むよ……。
最後に…俺の…言うことを…聞いてくれよ……。
……お願いだから…。
深谷 涼(フカヤ リョウ)
深谷 涼(フカヤ リョウ)
…わかった……。
俺、深谷探偵社を継ぐ。
そう言うと、兄さんは優しく微笑んだ。
深谷 守琉(フカヤ マモル)
深谷 守琉(フカヤ マモル)
……ありがとう…。
そう言って兄さんは俺の腕の中で息絶えた。
周りはいつの間にか静まり返っていた。





その中で1人の少年の泣き叫ぶ声が響きわっていた。