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第19話

#17(悠燈 VS アキト)
悠燈side
俺は今、cutthroatのヤツと戦っている。
けど、相手は刀。俺はスナイパーライフル。
元々、遠距離系の戦闘を得意とするスナイパーライフルは
近中距離を得意とする刀とは相性が悪すぎる。

俺が圧倒的に不利だ。
code-name 刀使いのアキト
code-name 刀使いのアキト
遅い。
三嶋 悠燈(ミシマ ハルヒ)
三嶋 悠燈(ミシマ ハルヒ)
っ!
俺は背後を突かれて蹴りをくらう。
俺の身体は宙に放り出され、
そのまま右肩の方から落ちた。
三嶋 悠燈(ミシマ ハルヒ)
三嶋 悠燈(ミシマ ハルヒ)
ぐっ……!
着地したと同時にメガネが外れてしまった。
一気に視界がぼやける。
code-name 刀使いのアキト
code-name 刀使いのアキト
残念だったな。
お前はもう終わる。
あまり見えないが、こちらに一歩ずつ
近ずいてきているようだ。
どうする…!
こんなとき、涼だったら…?
ここで諦めるのか……?
否。


……ここで諦める訳にはいかないっ……!
code-name 刀使いのアキト
code-name 刀使いのアキト
俺はアキト。
最後に、心に刻んでおけ。
今だ…!
俺はアキト気配を感じる方向へナイフを投げた。
code-name 刀使いのアキト
code-name 刀使いのアキト
んなっ……!
短い声とともにカタンと、刀の落ちる音が聞こえた。
俺はぼやける視界で刀を探して、力強く蹴った。
刀は遠くへと飛んでいった。

幸いにもその近くにメガネが落ちていた。
俺はメガネをかけ、アキトの方へ視線を向ける。
三嶋 悠燈(ミシマ ハルヒ)
三嶋 悠燈(ミシマ ハルヒ)
先に死ぬのはお前だ。
アキト。
code-name 刀使いのアキト
code-name 刀使いのアキト
フ…フハハハッ!
先に死ぬのはお前だっ!
アキトは俺が投げたナイフによって
左目から赤黒い血が垂れていた。
そんな事は気にせず俺は
スナイパーライフルを拾う。
そしてアキトに銃口を向けた。
三嶋 悠燈(ミシマ ハルヒ)
三嶋 悠燈(ミシマ ハルヒ)
じゃあな。
cutthroatのアキト。
code-name 刀使いのアキト
code-name 刀使いのアキト
cutthroatのアキトか…。
俺の本当の名前は谷崎 暁t……
”バンッ…!”
軽い発砲音が響き渡る。
暁斗は崩れ落ちていった。

地に倒れると撃ち抜いた頭から血が大量に溢れ出てくる。
三嶋 悠燈(ミシマ ハルヒ)
三嶋 悠燈(ミシマ ハルヒ)
これで1人目終了っと。
急いで涼のところに行かないと。
俺が駆け出すための一歩を出したとき、
いきなり身体が動かなくなった。
三嶋 悠燈(ミシマ ハルヒ)
三嶋 悠燈(ミシマ ハルヒ)
え……?
俺は地に倒れた。
倒れると同時に胸辺りから液体が抜けていくのもわかった。
俺は数秒経ってからようやく何が起きたのかわかった。


どうやら、銃で撃たれたようだ。
急所である心臓からは外したものの血は止まらずに
外へと流れ続けた。


ヤバい……。
俺、死ぬかも……。
俺の中でどうやら”諦め”の気持ちが出てきてしまったようだ。
それもそうだ。
動こうとしても身体はもう言う事を聞いてくれない。
それに、もう足先や手先が冷たくなっていくのがわかる。
三嶋 悠燈(ミシマ ハルヒ)
三嶋 悠燈(ミシマ ハルヒ)
…涼……約…束、守れなくて…ごめんな……。





そう言って俺の意識は、明かりのないところに呑み込まれた。