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第22話

#20 秀弥 VS アルミス
涼さんが行ってしまったあと
俺は少し離れた場所に居た。
code-name 毒薬使いのアルミス
code-name 毒薬使いのアルミス
ここら辺ならお兄ちゃんの邪魔にならない!
よし!ここで相手してあげる!
お兄ちゃん……。
カルマの事を指しているのだろうか。
染森 秀弥(ソメモリ シュウヤ)
染森 秀弥(ソメモリ シュウヤ)
……兄妹なんですか?
code-name 毒薬使いのアルミス
code-name 毒薬使いのアルミス
うん!
私たちは双子なの!
それで、私が妹。
兄妹…か。

俺は一人っ子だったから正直羨ましい。
code-name 毒薬使いのアルミス
code-name 毒薬使いのアルミス
じゃあ…始めよう!
そう言うとアルミスは小刀を取り出した。
俺はナイフを取り出す。
code-name 毒薬使いのアルミス
code-name 毒薬使いのアルミス
私からいくよっ!
アルミスは俺との距離を詰めて小刀を素早く振る。

俺は避けることに必死で手も足も出ない。
code-name 毒薬使いのアルミス
code-name 毒薬使いのアルミス
前よりは成長したみたいだね!
お兄ちゃんが言ってたほど、弱くはないみたい。
「楽しめそう♪」と呟きながら小刀を振る。
code-name 毒薬使いのアルミス
code-name 毒薬使いのアルミス
けどね……!
足を引っ掛けられて俺はバランスを崩した。
首の近くに刃を持ってきた。
code-name 毒薬使いのアルミス
code-name 毒薬使いのアルミス
残念だったね。
お兄さんはここまでだよ。
小刀を振り上げられる。
染森 秀弥(ソメモリ シュウヤ)
染森 秀弥(ソメモリ シュウヤ)
っ……!
code-name 毒薬使いのアルミス
code-name 毒薬使いのアルミス
っ…!?
俺は出来ればしたくなかった。
話し合って解決したかった。




でも…こうするしか俺の生きる道はないんだ。
俺はアルミスの腹部に思い切りナイフを刺した。

そして、蹴りを入れた。
アルミスは弱ったようにその場に倒れ込んだ。

……まだ、息はしているようだった。
俺はアルミスの方へ行き
馬乗りになって手足の動きを封じた。
code-name 毒薬使いのアルミス
code-name 毒薬使いのアルミス
…ハァ………ハァ……。
苦しい…よ。
助けて…お兄ちゃん……。
染森 秀弥(ソメモリ シュウヤ)
染森 秀弥(ソメモリ シュウヤ)
…っ………。
聞いているだけで辛かった。

俺の心は罪悪感で満ちた。
染森 秀弥(ソメモリ シュウヤ)
染森 秀弥(ソメモリ シュウヤ)
本当に…ごめんなさい……。
code-name 毒薬使いのアルミス
code-name 毒薬使いのアルミス
……お兄さん…は…悪く…ないよ……。
敵対…してるん…だから……しょうがな…いよ……。
俺のズボンがアルミスの血でだんだんと染まっていく。
染森 秀弥(ソメモリ シュウヤ)
染森 秀弥(ソメモリ シュウヤ)
アルミス、君に…もう勝ち目はない。
分かるよね……。
アラミスは頷いた。
染森 秀弥(ソメモリ シュウヤ)
染森 秀弥(ソメモリ シュウヤ)
じゃあ、今、楽にしてあげるから……。
アラミスは目から無色透明の雫をこぼした。
code-name 毒薬使いのアルミス
code-name 毒薬使いのアルミス
死ぬ…のって怖い…よ……。
……慧お兄…ちゃん…助け……。
”ザクッ”



…………。





俺はアルミスの心臓にナイフを突き立てた。


アルミスの瞳は光を失い、まるで人形のようだった。
俺は我に返りその光景から目が離れなくなった。
染森 秀弥(ソメモリ シュウヤ)
染森 秀弥(ソメモリ シュウヤ)
……あ…あぁ……ぁ。
その時初めて自覚したのだ。
染森 秀弥(ソメモリ シュウヤ)
染森 秀弥(ソメモリ シュウヤ)
ア”ぁァァぁァァッッ!








俺は人を殺したと。