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第20話

#18(響介 VS マフィー)
ガネスside
code-name スナイパーのガネス
code-name スナイパーのガネス
カルマ、1人倒したよ。
俺は今、屋上にいる。
そしてたった今、深谷探偵社…だっけ?
そこのメンバーを1人射殺した。
その事を無線でカルマに知らせる。
code-name 鎌使いのカルマ
code-name 鎌使いのカルマ
おー!
ありがとー♪
code-name スナイパーのガネス
code-name スナイパーのガネス
これからはどう動けば?
もう少し屋上にいた方がいいか?
code-name 鎌使いのカルマ
code-name 鎌使いのカルマ
んー。
あ、じゃあさ!
ボクたちと合流しよ♪
code-name スナイパーのガネス
code-name スナイパーのガネス
了解。
じゃあ、テキトーにさまよっておくよ。
code-name 鎌使いのカルマ
code-name 鎌使いのカルマ
はーい♪


ここで無線が途切れた。



響介side
2人と別れてから数分がたった。
code-name 双剣使いのマフィー
code-name 双剣使いのマフィー
遅いですよっ…!
林原 響介(ハヤシバラ キョウスケ)
林原 響介(ハヤシバラ キョウスケ)
くっ……。
俺は結構おされてる状況だ。
だって、俺の使用武器は太刀。
相手は双剣。
素早さには圧倒的な差がある。
この状況をどう切り抜ける……?
code-name 双剣使いのマフィー
code-name 双剣使いのマフィー
どうしました?
油断は禁物ですっ…!
瞬時に交わしたものの頬に血が滲む。
code-name 双剣使いのマフィー
code-name 双剣使いのマフィー
狩りそこねましたか……。
林原 響介(ハヤシバラ キョウスケ)
林原 響介(ハヤシバラ キョウスケ)
君、なかなかやるね。
code-name 双剣使いのマフィー
code-name 双剣使いのマフィー
ありがとうございます…。
あなたもなかなかの腕を持ってますね。
そんな事を言い合いながら剣を交わす。
金属音がフロアに響き渡る。
僕はスキを狙う。 
僕が勝つには”アレ”しか方法はない。
相手のスキを作るために僕は思い切り太刀を振り落とした。
code-name 双剣使いのマフィー
code-name 双剣使いのマフィー
……っ!
相手は避けバランスが崩れた。
そして、ある程度の間があいた。


今だっ……!
僕はすかさず地面を蹴って相手との距離を詰めた。
そして振りかざした。


しかし手ごたえはなかった。
その直後、腹に激痛が走る。
後ろを振り返ると先程までスキだらけだった
ヤツがこちらを真っ直ぐ見つめ、僕の腹に刃を突き立てていた。
ヤツは刃を僕の腹から抜いた。

それと同時に血が溢れ出して行くのと
身体の力が抜けていくのがわかった。
林原 響介(ハヤシバラ キョウスケ)
林原 響介(ハヤシバラ キョウスケ)
まさか…この事が……わかっていた…のか……?
僕は地面に手を付き座り込んだ。
僕の足が血で濡れていく。
code-name 双剣使いのマフィー
code-name 双剣使いのマフィー
はい。
太刀を勢いよく振り下ろしてきた時に
タイミングを図っているような感じがしました。
林原 響介(ハヤシバラ キョウスケ)
林原 響介(ハヤシバラ キョウスケ)
そう…か。
やっぱり…さすが……ですね…。
僕は彼に向かって微笑んだ。

今、強がっても意味がないからね。

彼は驚いたように目を見開いた。
code-name 双剣使いのマフィー
code-name 双剣使いのマフィー
……最後にお名前だけ聞いてもいいですか…?
彼の言い放った言葉に少し驚いた。
けれど僕は微笑んで言った。
林原 響介(ハヤシバラ キョウスケ)
林原 響介(ハヤシバラ キョウスケ)
僕は…林原 響介……。
code-name 双剣使いのマフィー
code-name 双剣使いのマフィー
……響介さん素晴らしいバトル、ありがとうございました。
僕、勉強になったことがこのバトルを
通してたくさん見つけられました。
もう……苦しまなくていいですから。
そう言うと、彼は僕の心臓に刃を突き立てた。



そこで僕の意識は途切れた。


けれど…なんだろう……。


とても不思議な感覚だった。


悔しくなんて思わなかったし
だからと言って無心だった訳でもない。



楽しかった。





もう、死んだ僕には後悔なんてものはなかった。