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小説
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桜を追いかけて
柔らかな香り
なんも見えないね
真っ暗〜
暗すぎる？
ガーランドつける！この辺にスイッチが…
ガーランド？どれ？
ベッドの横
これ？…あ、違う
あった！
菜緒がライトのスイッチを入れると温かい色のイルミネーションが広がった
わっすご〜い綺麗！
オシャレでしょ〜
可愛い〜
クリスマスみたいだね
今年はイルミネーション見に行こうね
行こ行こ〜
布団の中に入る2人菜緒が楓の腕にしがみつく
菜緒は甘えん坊だね
そうかな
(よしよし)
楓いい匂いする〜
ボディミストつけてきた菜緒がくれたやつ
あ、使ってくれたんだ！嬉しい〜てか今日持ってきてたの？
開けるのもったいなくてずっとカバンに入れてたんだよねせっかくなら特別な日につけたくて
(特別な日)⸝⸝⸝⸝
シトラス系もいいけどパウダーっぽい香り落ち着く
色々探した甲斐あった〜
ありがとう
うん♡
2人だけの静かな夜柔らかな香りに包まれるベッド横向きに抱き合ったままキスをする楓は少し微笑むと菜緒の上に跨った
菜緒…
⸝⸝⸝⸝
私に何されたい？
…………/////
