第6話

#5
1,796
2020/04/19 12:23
泣いて泣いて、泣き疲れて。


私は、布団へと潜り込む。





……余程、疲れていたのだろう。

ものの数分で、私は夢の中へと落ちていった。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
また、師範との思い出でも……見せられるのだろうか。

師範が笑い掛けてくれる夢を…見るのだろうか。
あなた
……あれ、何処…ここ……。
けど。

気が付けば、私は。






………私が今、夢で見ているのは。












──…真っ白な、世界だった。
















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