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第13話

【Six・Explore〔1〕】
May 30th6:30
木漏れ日が館内を照らす。葉からパタパタと音を立てて水が落ちる。どうやら雨は止んだようだ。
「アンドウさん、起きて下さい!」
サクラがマサヤの部屋のドアを何度も叩く。するとゆっくり扉が開いて、マサヤが中から出てくる。
「……ツジ、早いな。張り切りすぎじゃねぇか?」
「従業員の聞き込みを後回しにしてるんですから。早く着替えて下さい!」
マサヤは眠たそうな声で部屋に入った。

6:46
マサヤが部屋から出てきた。黒いシャツに迷彩柄の薄いジャケットを羽織っている。ズボンはクシャクシャのジーンズだ。
「…やっぱりアンドウさんはもっとカッチリした方がいいと思いますよ」
そう言うサクラは、白いブラウスに黒のベスト。ズボンもピッタリとした黒いズボン。首にはサクラの描かれたループ・タイ。あと、なぜか手提げ袋を持っている。
「お前はカタ過ぎだぜ」
呆れながらマサヤは歩き出す。
「くぁあ、にしても早すぎだぜ。いつもはもっと遅ぇのに…」
「余計なこと言わないで下さい」

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望仁香
望仁香
お手柔らかにお願いしますm(_ _)m 誤字・脱字多々あると思われ…… 書くジャンルはバラバラになるかもしれないです。
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