「久しぶりの9人だし思い出話でもしますか!」
「おお!いいね!!笑」
「モモにしては良い提案」
「モモにしてはってなんなのさ!笑」
「にしては、じゃん笑」
「みなさん仲良しですね~~笑」
「ダホ、モモ、菜々美に言われてんぞw」
「「 仲良くないし!!」」
「はい、仲良し確定」
「ダーマまでー!もうー!」
「はい、話それてますよ~」
「さすがリーダー!!」
「とかいってダホは話戻して欲しいだけだろ笑」
「なっなぜわかった…笑」
「もういいよー!!私の記憶を戻して!!」
「お前の記憶はまだ戻らない…」
「なんで!!笑 思い出話したら戻るわ!笑」
「さぁね~~笑笑笑」
最近は私の記憶をネタにして話せるようになった。
"記憶が戻って欲しい"と思いつつも
記憶が戻らなくても"この幸せが続いて欲しい"
記憶が戻って皆との関係がギクシャクする
くらいならこの生活が続けばそれでいい、と
思うようにもなっていた。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!