好きだよ 好きだよ 好きだよ ____ 。
君を失ってもずっと 、
決して見せられない
僕の愛しい君には ______ 、
なんでだろ、隣にあなたがいるのに 、
今日の夜空綺麗じゃないな 、
「あなた、」
『ん、?』((微笑
目が合うとぎこちなく笑うあなた 、
俺に刺さる終わりの羽が
『はぁっ…』((俯く
切り出せず俯く君の手を
優しく強く握ってみた
「あなた、」(手握
許されるなら、抱きしめたい
サヨナラの雨に
うたれる前に
『ほく、?わかれよ?ごめん、』
そーやって言って泣きながら帰る小さい背中、
俺は雨に打たれながら、目に涙を溜めながら
ただただ見えなくなるまで見続けることしか出来なかった 、
3週間後あなたの親から連絡が来て
俺は全てを知った 、
" あなたは癌で余命はあと1週間 "
多分俺に心配されたくなかったんだろうな 、
俺ってそんなに頼りなかったかな 、
" ○○病室 "
「あなた!」
『え、?ほく、?』
「一緒にいれるまで一緒にいよう?」
『ほっ、ほく、グスッ』((泣
「泣かない泣かない、ね、?」
次の日も
「あなた!おはよ!今日はバライティーの仕事!あと30分したら行くね!」
『ええ!絶対見る!絶対!』
「あなたが観るなら頑張らないと!」
『いつ放送、?』
「来週の月曜日!」
『あ、その日、』
「ん、?」
『その日にはもう生きてないんじゃないかなって、』
「そんなことないから、?ね、?」
『でも、さ、?』
「大丈夫!あ!行ってきます!」
『行ってらっしゃい!』
「またここ帰ってくるから!」
バライティー撮影中
「ん、電話、休憩時間だし、非常通知って誰、」
ねえ、!あなたが、あなたが、危篤、
「あ、今仕事の休憩時間で、、終わったらすぐに行きます!」
" 頑張れ、あなた、 "
樹「北斗、!泣いてるよ?大丈夫?」
「あ、俺泣いてた?」
樹「うん、大丈夫?」
「気にしないで!」
樹「それよりさ、佐久間くん遅刻で途中参加も無理らしくて来週に延期だって、せっかく途中まで撮影したのに」
「あ、まじ?帰って大丈夫なやつ?」
樹「ま、まあ、そんなに帰りたかった?」
「今さ、彼女が、」
樹「別れたんでしょ?新しい子早くない?」
「いや、色々あって復縁したけど今危篤って言われて」
樹「ちょ、え、お前!車?」
「電車!」
樹「どこの病院?ほら!俺の乗ってけって!行くぞ!」
「さんきゅ、!」
「あなた!」
『…ぉ 、ほぉ、』
「うん、」
『ほ、ほく、ごぉ…め、ね、バライティー、み、られ、…な…い、』
「いいよそんなの、」
『さ、つ、えい、抜けた、?』
「中止だって、今日。」
『そっか、』
『ほ、く、わたしを、選んでくれて、 す、き、でいて、くれ、て、あり、がと、』
「俺もありがとうね、?」
『ご、めんね、?だめだめ、な、彼女で、』
「せかいいちのかのじょだったよ。」
あなたは目を閉じた
「あなた?あなた?聞こえる?」
「ね、ねえ、」
すきだよすきだよすきだよ
君を失ってもずっと
この思いはもう君には届くはずもなくて
頬を伝って流れる悲しみの雫を
決して見せられない
僕の愛しい君には
樹「北斗、頑張ったね、泣いていいよ。」
「うっ、うぅ、じゅ、おれ、幸せだった 、」
樹「二人とも幸せだったね、見てて思った。」
樹「よく彼女さんの前で泣かなかったね、偉かった。俺の前ではいくらでも泣いていいから、」
北斗「樹、俺これからどうしよう」
樹「だって彼女さんまだ北斗の中で輝きながら生きてんじゃん?どうしようも何も前と変わらないよ、?」
北斗「そっか、だよね、だよな、そ、だよ、」
3年後
お墓の前
「ねえ、あなた?やっとだよ。やっとデビューしました!見てみて!メンバー連れてきたんだ!今日!あとさ、公開でごめんね?あなた、結婚しよう?みて、指輪買ったんだよ。俺とあなたの。これからも幸せでいようね?」
樹「ほ、くと、」
大我 「ほくと、、」
ジェシー「幸せにな!」
髙地「二人とも幸せそう、」
慎太郎「俺も結婚してーなー、」
「よし!2人で住む家探すかーあ」
樹「北斗?」
「ん、?」
樹「俺その家今度泊まりに行くね♡」
「無理。2人の家だし。」
Fin ___
Tears / 作詞作曲 京本大我
すきだよすきだよすきだよ
君を失ってもずっと
決して見せられない僕の愛しい君には
何故だろう隣に君がいるのに
今日の夜空は綺麗じゃない
目が合うとぎこちなく笑う君
僕に刺さる終わりの羽が
切り出せず俯く君の手を
優しく強く握ってみた
許されるなら抱きしめたい
さよならの雨にうたれる前に
すきだよすきだよすきだよ
君を失ってもずっと
この思いはもう君には届くはずもなくて
頬を伝って流れる悲しみの雫を
決して見せられない僕の愛しい君には
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
どうでしたか?
ほんとにこの歌大好きで、笑
私涙脆すぎて書いてる途中泣きました笑
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!