第3話

性的欲求【凪】
7,639
2023/01/20 13:28
お金を払えば簡単に恋人になれる関係性




風呂場だけでは鬱陶しいほど身体を重ねる事ができる













そんな普通な恋愛とか違う関係性___
























俺が想うより彼女は俺の事を想ってはくれない




それは多分お金の関係だから






______????





凪「触りたい、」




なんていつものように彼女の首に頭を埋めて言うと




あなた「じゃあ一緒にシャワー浴びてから、ね?」



って脱衣場までオレを連れていって



______自分の服を脱ぎ始める



脱ぎ終わったあと見惚れていて何も脱げていない俺の服をいやらしい手つきで脱がした




シャワー音が聞こえて




ちょうどいい温度になってきたら





俺の身体にシャワーを当てる




そうしてるうちにどんどんいかがわしいところまで彼女の手がいってしまって





ああ、






今日も後戻りはできない



あなた「 あんっ♡ぁっああっ…♡ぁっぅ、、♡♡♡ 」


凪「 っ、"はぁっ、 」




響く喘ぎ声とテンポのいい水音



あなた「 っ、あっ、♡すき、♡♡っ、ん♡♡ 」



その好きも嘘にすぎないのに



凪「あなたっ、ん、すき、おれも、っ、♡」



甘ったるい言葉を信じ込む



あなた「んっああっ、♡♡そろそろ、時間だから、イこっか 」


そう枕元にあるタイマーに目を向けて


凪「 っ、ん、また、会いに行ってもいいの?」




と名残惜しくなって彼女の首元に顔を埋めた



あなた「 ぅん、きてよ、まってるから 」



とキスを落とした



そしてまた腰を動かした


あなた「 あ"ぁっあああ♡♡♡♡んっ、♡♡♡あ、"♡ 」


凪「っ、"、!!!」


とゴム越しに欲を吐いた





あなた「 私さ、凪くんの事好きだから 」




彼女は裸同士で抱き締めあった



それなのにメールの返信遅い癖に



本当は他の人にも言ってる嘘でしかないのに





また多分会いに行ってしまう俺がいた




あなた「 じゃあ今日は120分45000円だね 」



ああ、





身体は金さえあれば買えるけれど





彼女からの本当の「 すき 」は買えない




風呂場でシャワーを浴びれば行為をすることももみ消しにできるこの関係性





それでも




好きだから仕方ない





そう言い訳して彼女に45000円を渡した









この気持ちは性欲欲求なんてものでは無い


ただの愛だった

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