13:00過ぎ
二口『よぉ』
あなた m(__)mペコリ
二口『遅くなったすまん』
あなた『いえいえ』
あなた『…………部活って何やってるんですか?』
二口『バレー部だよ』
あなた『わ、私も一応バレー部です!』
二口『ま、マジか!!』
二口『一応って何よ』
あなた『男子バレー部のマネージャーやってます。』
二口『マネかぁー。』
二口『ちなみに高校は?』
あなた『梟谷高校です。』
二口『マジか めっちゃ都会っ子じゃん』
あなた『方向音痴なのですぐ迷子になっちゃうんです………』
あなた『正直都会怖いです』
二口『そっか 梟谷か………』
二口『もしかしたら試合とかで会うかもな!』
あなた『そうですね』
二口『でもこっちにいていいのか?』
あなた『……え?』
二口『ほら、夏合宿とかあるじゃん?』
あなた『あ…………本当はすごく行きたかったんですけど…
私一人で東京にいるわけにはいかないので…………』
二口『………じゃあ連れていってあげようか?』
二口『ほら俺も夏合宿行くし?梟谷来るし』
あなた『いいんですか!?』
二口『うん。たぶん行けると思うよ』
あなた『たぶん…………(´;ω;`)』
二口『え!? あ、ごめんて!! 聞いてみるね』
あなた『お願いします!』
二口『あ、ここが俺の通ってる高校。』
あなた『え!?伊達工だったんですか!?』
二口『あれ?言ってなかったっけ?』
あなた『驚きです!!』
二口『そうか? 俺はお前が梟谷だったって事が驚きだぞ笑』
二口『ここは商店街』
あなた『おっきい……』
二口『大抵のものここで買える』
あなた『へぇー!すごい!!』
なんだよ目輝かせちゃって
惚れちゃうじゃないか。
もう惚れてるけどね←
二口『ここは神社。来週辺りに祭りがある。』
あなた『お祭り!!!』
二口『合宿前だから休みかも俺』
二口『よかったら一緒に行くか?』
あなた『いいんですか!? 行きたいです!』
二口『ついでにその時バレー部のみんなを紹介するよ』
あなた『ありがとうございます(о´∀`о)』
二口『あ、ここ俺の家』
あなた『おっきい………』
二口『え?そうか??』
二口『なんかあったらいつでも来いよ。大体家にいるからさ』
あなた『わかりました!』
あなた『あ、私の家は…………』
あなた『ここです!』
二口『いや、ココもでけぇじゃねぇか』
あなた『まぁひいおじいちゃんの家ですけどね』
二口『じゃあ用あるときは来るな』
あなた『わかりました!!』
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
思いきりで祭りに誘ってしまった………
バレー部の奴らに言っておこう。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。