二口『おい青根ー 何してんだよ』
青根『ちょっと喉乾いた』
二口『待ってるから買ってこいよ』
これは暑い暑い夏の日
俺の初恋のお話
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二口(ん?なんだアイツ ここら辺じゃ見ないヤツ……
??『あの……ちょっといいですか?』
二口『は、はい』
??『○×駅ってどこですか?』
二口『あぁ、そこなら………』
タッタッタッタッ
二口『あ、青根が帰ってきた』
二口『送るよ 俺たち駅の近くなんだ』
??『あ、ありがとうございます』
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二口『ほい ここだよ』
??『ホントにありがとうございました』
二口『あ、名前……名前は?』
二口『俺 二口賢治。』
二口『コイツは青根』
??『栗原あなたです』
二口『あなたね』
二口『また会ったらよろしくな』
あなた『はい』
ペコリと頭を下げたそいつは
駅の隣にある葬儀場に向かって行った
二口『葬式かな』
二口『じゃ、帰ろうか』
青根『おう』
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始まりました『俺と君の35日間』
あまり伊達工のこと知らないのでキャラが迷子ですがお許し下さい。
よろしくお願いします! by作者
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!