私は中村あなた
私には大っ嫌いな先輩がいる。
そう、なんでもできる完璧な
西村先輩
私は男子サッカー部のマネージャーをしている
ピッピッピー
私は完璧すぎる人間が嫌いだ。
隙がなくて、なんでもできて、私は完璧でもなんでもないからそんな完璧な人を見るとイライラする
そんなことない。
西村先輩には完璧だから
「お疲れ様でしたー」
部活が終わった
マネージャーにはまだ仕事が残っている
いつもこうだ。
ほんっと西村先輩と絡んでしまった日はこうやって嫌がらせされる
道具を片付け終え、ビブスを洗濯する。
部室で2人っきりなのをあいつらに見られたら…
早く帰ってほしいと思っていた。
と言い部室の奥の方に言ってしまった
ガチャッ
か、鍵閉められた??
私の学校の部室はドアを全部閉めると鍵が掛かってしまい、中からは開けられず職員室から鍵を借りてこないと開けられないのだ
どうしよう…先輩と2人きり…
next
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。