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第3話

覚醒
あなた

...ん...シュウ...?あれ私...。

シュウ
シュウ
...ああ、目覚めたか...おはよう、ヴァンパイアとしてのあんた...あなた。
あなた

え...?ああそうか私、...シュウ、私ってこれでヴァンパイアになったの?

シュウ
シュウ
...ああ、なってるはずだ。...ほら、俺と同じようなキバ、生えてるだろ。
あなた

え...あ、本当だ...でもなんだか、実感がわかないよ...。

シュウに言われて近くにあった鏡を覗いてみたり触ってみたりすると確かに前はなかったキバが生えていた。でも何となく実感がわかない。
シュウ
シュウ
まあそうだろうな...じゃあ、ほら...。
あなた

え...あ...!?

言うとシュウはまた懐からナイフを取り出して前と同じ自分の首筋に当てて少し切り、血を流した。
シュウ
シュウ
...どう?何となく喉が渇いた感じにならない?
あなた

え...ぅ、確かに...なんだか...(その血を吸ってみたいって感じになってくる...シュウも私に今までこんな気持ちを抱いてたの...?)

シュウ
シュウ
...じゃあ、吸ってみなよ。さっき俺の血を飲んだ時みたいに、さ...そうしたら実感もわくんじゃない?
あなた

え...ぅ...うん...

私はなんだか吸血衝動みたいなのも感じていて...言われるがままにシュウの血を吸った。
ぎこちなくも、キバをたててみて...吸ってみる。なぜだか、さっき飲んだ時とは違っておいしく感じられた。
シュウ
シュウ
...っ、は...ちょっと痛いけど、結構いい感じなんじゃない?初めて吸うにしては上出来だよ、あんた...。
あなた

...っ!?...なんだか嬉しくない...。

シュウ
シュウ
はは...せっかくだ、俺も吸ってやるか...ヴァンパイアになったあんたの血、どんな味になったのか知りたいし...ん...ん...。
あなた

...っ、ぅ...あ...。

そうしてシュウは私のうなじ辺りの血を吸った。
シュウ
シュウ
...は、へぇ、あんたってヴァンパイアになってもうまいんだな...さすがはイヴ、ってところか...ん...ん...。
あなた

あ...ん...ん...。

そうして私達はしばらくお互いの血を吸いあった。シュウは相変わらず私の血をおいしいと言ったけど、私にとってもシュウの血はおいしく感じられた。そうして、しばらく吸ったあと...。
シュウ
シュウ
...前も言った通り、ヴァンパイアになったあんたには俺の血しか吸わせないからな。
あなた

...ふふ、分かった。私もシュウの血しか吸いたくないし。シュウも、私以外の血吸わないでね?

シュウ
シュウ
...は、分かったよ。束縛とか、本当淫乱な女だよな...。
あなた

もう...。

私はシュウの血を吸ったことですっかりヴァンパイアとして覚醒したんだなという実感がわいていた。無論後悔はしていない。こうして永遠の時間をシュウと共に過ごせることになったのだから。そうして、また新たなシュウと私の物語がここから幕を開けたのだった...。