...は、自分の誕生日忘れてるとか、あいつらしいぜ...。
ふふ、そうよね...予想はしてたけど...。
翌日。シュウの誕生日の前日となって、私とユーマ君は最後の準備を行っていた。シュウは勝手に準備進めてればと言って、仕事の時間まで寝ると言って部屋にいた。
...でも、ユーマ君こうして最後の準備も手伝ってもらってるけど、アズサ君の誕生日の準備もしてるんじゃないの...?ここのところほぼ毎日こっちに来てくれてるし...。
...ああ、別に何ともねぇよ...準備っつっても、主にコウが色々と張り切ってからな...それにまだアズサの方は10日ぐらいあるしな...俺はルキが使う野菜とか収穫してるぐらいだしよ...。お前のことも手伝いつってもこうして必要なモン持ってくるぐらいだしよ...。
ふふ、コウ君そういうの好きそうだもんね...(でもやっぱりそうやって兄弟の誕生日をお祝いするなんて、無神の皆は仲が良いよね...)
...それに、最近はルキもコウもアズサも、俺がこうしてシュウや雌豚のところ行くのむしろ勧めてくれてるような気がすんだよ...雌豚がいるっつうのもあるだろうが、あいつらも俺とシュウが一緒にいんのを大切にしようとしてくれてんのかもな...。
...ユーマ君...。
...と、もうこんな時間か...確かそろそろ、シュウと仕事へ行く時間だろ?ちょうど良くこれで最後の準備も終わったみてぇだしな...。あとは、明日のシュウの誕生日を迎えるだけだな...。おら、俺はシュウを起こしに行ってやるよ、お前は後片付けして仕事行く準備でもしてろよ...遅れるぞ?
...あ、そうだね!ありがとうユーマ君!
そうしてシュウを起こしにユーマ君は部屋に行って、私は後片付けと仕事へ行く準備をして...。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。