無料ケータイ夢小説ならプリ小説 byGMO

第9話

思い出の場所
あなた

...え?

シュウ
シュウ
...だから、あんたはユーマにするかどうかも分からないって言ってたらしいが、結婚式と...披露宴ってやつをするつもりだから、そのつもりでいろよって言ったんだ。
ユーマ君が帰ってからしばらく。シュウは私にそう言った。私はシュウがプロポーズをしてくれて、結婚することになっただけでも充分過ぎる程幸せだと思っていたのに、結婚式と披露宴もするとシュウから聞いて、舞い上がりそうな気持ちになったことを覚えている。そして同時に、人間ではない、ヴァンパイアになった私が人間のするような結婚式をしてもいいのかという思いが湧いたが、でもそれはそれで元人間である私らしいだろうと思い直し喜んでシュウの言葉を受け入れた。
そしてそれからは私とシュウ、そしてユーマ君と準備が始まっていくのだった。
あなた

んー、まずは会場をどこにするかだね...。ねえシュウ、ユーマ君、どこにしようか?

シュウ
シュウ
そうだな...魔界とかエデンでいいんじゃないのか?
無神ユーマ
無神ユーマ
そうだな...。それが無難かもしれねぇな。
あなた

うーん...魔界の王とかのお披露目とかはいつもそこでやってるっていうのは分かるけど、私とシュウの結婚式はどこか思い出のある場所とかでやりたいかな~!

シュウ
シュウ
思い出、ねぇ...。
無神ユーマ
無神ユーマ
だとすると、やっぱり雌豚とシュウが出会って過ごした逆巻の屋敷か?
あなた

うーん...あ、そうだ!!

シュウ
シュウ
...っ、いきなり大声出すなよ、頭に響くだろ...。何か思い出したのか?
無神ユーマ
無神ユーマ
急に大声出すんじゃねぇよ雌豚...。
あなた

ご、ごめんなさい...。あの、シュウとユーマ君...エドガーが昔一緒に遊んでたところって森なんだよね?そして確か近くに火事で焼けちゃった、エドガーが住んでいた村があるんだよね?私、その村を整備して会場となれるような場所を作ってそこで式を挙げたいの...。シュウ、ユーマ君、ダメかな...?

シュウ
シュウ
...ダメ、って訳じゃないけどさ...。それ、別にあんたの思い出の場所じゃないよな?いいのか...?それに整備、って時間かかるし魔力を使うにしてもヴァンパイアに成り立てでまだ魔力を操りきれてないあんたには大変かもしれないんだぞ?
無神ユーマ
無神ユーマ
そうだぞ、雌豚。何も俺らの思い出の場所じゃなくたって...。
あなた

そ、それは...。でもそこはシュウとエドガー...ユーマ君が出会った大切な場所だから...!それに昔、二人はそこで悲しいお別れをしたんだよね...。でも今はまたシュウとエドガーの時と同じように仲良くなれてる。だからもう一度、二人には思い出の場所で思い出を語り合って、絆を再確認してほしいの!!それを見られたら私は幸せだから...だからお願いシュウ、ユーマ君...!!

シュウ
シュウ
...あなた...。
無神ユーマ
無神ユーマ
...あなた、お前そんなことを...。
私がそう言ったあと、二人は少し黙っていたが...。
無神ユーマ
無神ユーマ
...あなた。お前そんなに俺達のこと考えてくれてたのかよ...。前からそれは分かっていたが、俺の予想以上に大切に思われてたんだなってことが分かってすげぇ嬉しい...。おい雌豚、何回でも言うぜ。俺とシュウのこと色々考えてくれてありがとな...今の俺達がいるのは本当にお前のおかげなんだ、感謝したってしきれねぇ...。だからお前とシュウが幸せになれるためなら俺は何だって協力してやる。...シュウ、だから行こうぜ。俺達の思い出の場所へよ...。こいつの頼み、聞くだろ?
シュウ
シュウ
...は、そうだな。エドガー...ユーマ、行くか、ひさしぶりにな...。
あなた

...!!シュウ、ユーマ君、ありがとう!!

無神ユーマ
無神ユーマ
じゃあまずは、ルキ達にも相談しながらこれから三人で行くか、あの場所へよ...。
シュウ
シュウ
ああ、そうだな...行くぞ、あなた。
あなた

うん!

それから私達はエドガーとシュウが出会った大切な場所へと行くことになって...。
作者
作者です!原作と違ってるところがあるかもしれないですがご容赦ください!