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第16話

13ページ目。 紫細マーカー。
軽音部での担当楽器決めと、

楽器がどれくらいできるかのお試し。


そらる先輩に手招きされたので、

先輩の近くに寄る。
そらる
そらる
まずはギターかな。
弦楽器は触ったこと、ない?
(なまえ)
あなた
そうですね、弦楽器はないです。
素直に答えるとそっか、と返され

ギターを渡される。

そらる先輩も自分のギターを手に持ち、

丁寧に説明し始める。


初めての弦楽器に戸惑いながらも

そらる先輩が弾いた後に続いて

音を鳴らしてみる。
そらる
そらる
そうそう。
いいじゃん、あなた。
軽く2、3個コードを教わり、弾いてみた。


そらる先輩の教え方は

優しく、分かりやすかった。
そらる
そらる
練習したらすぐ上達しそうだね。
(なまえ)
あなた
本当ですか⁉︎ありがとうございます。
声掛けもとても優しくて

初めての部活への緊張が

少しずつほぐれていった。


ギターの体験終了。


そらる先輩に向かってお辞儀をすると、

先輩は優しく微笑み、

部室に戻っていった。


志麻先輩に呼ばれ、そちらに行く。
志麻
志麻
次はベースや。ギターいけたんなら
ベースもいけると思うで。
(なまえ)
あなた
お願いします!
志麻先輩は一つのベースを私に持たせると、

私の背後に回った。


え…?
志麻
志麻
ここを、こうすんねん。
志麻先輩が自分の手と

私の手を重ねながら、説明を始めた。


今、私は志麻先輩に後ろから

抱きしめられているような状態。


ち、近い……!

香水と思われる良い香りがする。

志麻先輩のだよね…って

なんか私、変態みたいじゃない…⁉︎


必死に心を落ち着かせながら

ギター同様いくつかのコードを教わり、

弾いてみたら体験終了。


志麻先輩との距離が離れる。

はぁ、ドキドキした…。
志麻
志麻
あなた、ベース向いてるかもな!
じゃ、俺戻るわ。
(なまえ)
あなた
はい。ありがとうございます!
志麻先輩は少し高めのテンションで

褒めてくれた。


もしや、女子の扱い…慣れてる⁉︎


そんな思いをかき消し、

志麻先輩に向かってお辞儀をする。


廊下で
志麻
志麻
終わったら呼んでなー。
と言いながら練習に戻っていった。
まふまふ
まふまふ
最後はキーボードだね。
(なまえ)
あなた
…!
お辞儀から体制を戻して振り返ると、

真後ろにまふ君が立っていた。


びっくりした…。
まふまふ
まふまふ
ん?あなたちゃんどうかした?
(なまえ)
あなた
い、いや。何でもない!
まふまふ
まふまふ
そっか。
あなたちゃんピアノ弾けるなら
すぐできそうだね。
まふ君と電子キーボードの前に立つ。
まふまふ
まふまふ
軽く、弾いてみて。
(なまえ)
あなた
うん。
好きなボカロを弾いてみる。

アップテンポで少し激しい、楽しい曲だ。


久々で指が思うように動かない。

でもやっぱり楽しいな…。


しばらく私は夢中で弾いた。