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第70話

51ページ目。 紫細マーカー。
お客さんの生徒達が

クラスに戻っている最中、

私含め皆は片付けをしている。
あほの/となりの坂田。
あほの/となりの坂田。
いやー、楽しかったなー!
天月-あまつき-
天月-あまつき-
やっぱりライブ最高ー!
まふまふ
まふまふ
はいはい早く片付けようね〜。
はしゃぐ坂田君と天月君に

楽器ケースやらアンプやらを

渡して働かせるまふ君。


暑い廊下を通って部室棟へ向かう。

この気温とライブ後というのもあって

皆、汗が輝いていた。


ライブ中の皆、かっこよかったな…。

真っ直ぐお客さんに歌を届けていて、

いつもかっこいいけど、

スポットライトが当たった皆は

何割も増してかっこよかった。
志麻
志麻
あなた、それ重そうやな。
半分貸して。
私が持っていた

たたまれたスタンドやらが

入ったかごを志麻先輩が

ヒョイと持ち上げた。
(なまえ)
あなた
し、志麻先輩…
これくらい大丈夫ですよ!
私が先輩が持つかごに手を伸ばすと

先輩は腕を私に届かない位置に上げる。
志麻
志麻
だーめ。これくらい持たして。
ほら、行くで。
志麻先輩はケースを2つ背負っていて

私よりたくさん持っているのに

持ってくれようとする。

申し訳ない気もするけど、

私はその優しさに甘えることにした。
(なまえ)
あなた
ありがとうございます!
私がペコリとすると

先輩は満足げに笑った。


それからしばらく話して部室に着く。
志麻
志麻
なぁ、あなた。
(なまえ)
あなた
何ですか?
荷物を下ろしながらも

志麻先輩に話しかけられる。
志麻
志麻
今日の放課後、
2人で帰らへん?
(なまえ)
あなた
え…?
皆で、じゃだめなんですか…?
志麻
志麻
特に深い意味はないけどさ、
たまには2人でもええかなーって。
どうしても嫌なら諦めるけど。
(なまえ)
あなた
そ、そんなことないです!
一緒に帰りましょう。
志麻
志麻
おっけ。…後、皆には
何も言わんといてな。
先輩は私の耳元でそう言うと

ニヤッとしてから去っていった。


何か上手いこと乗せられた気がする…。

でも急に2人で、しかも

皆に言わないで帰りたいって

どうしたんだろう………。


考えても仕方ないので私はすぐに

片付けの作業に戻った。