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第108話

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朝食が済み、着替えて下の階へ降りる。

同室のまふ君を含め、

私以外の部員全員がロビーで待っていた。
(なまえ)
あなた
お、お待たせしました…!
志麻
志麻
いやいや、女の子の準備は
時間が掛かるもんやろ?
気にすんなや。
あほの/となりの坂田。
あほの/となりの坂田。
えーと、まーしぃ。
紳士な振る舞いをしようと
してるとこ悪いけど
「あなたの生足楽しみ〜!」
って騒いでたやん、なあ?センラ。
センラ
センラ
あれはちょっとやばかったで、志麻君。
俺も人のこと言えんねんけど。
うらたぬき
うらたぬき
坂田も人のこと言えない
感じだったけど、な…。
そらる
そらる
あなた上着だけじゃなくて
下も着てるの?
天月-あまつき-
天月-あまつき-
何か語弊があるように聞こえるけど…。
水着によっては女の子は
それが普通だと思うよ?そらるさん。
まふまふ
まふまふ
皆気持ちは分からなくもないけど……。
何でもいいけど出発しません?
私の登場によって広がりかけた

話の輪をまふ君が制し、

皆手荷物を持って立ち上がる。
うらたぬき
うらたぬき
よっしゃ行くかー。
志麻
志麻
行くでー‼︎
部長副部長を先頭に

海に向かって歩く。


今日は皆で海で遊ぶことになっている。

練習を置いて一旦息抜き。

"あの方"の全面協力で水着まで

完璧に用意されていた。


正直遊びに行くようなものを

持ってなかった私としては助かった。

ただ布地が少ないことを除いて。


おそらく高校生ともなれば

これくらい普通なのだろうが

私はこういうものにめっぽう疎く。

露出狂じゃん…と思いつつ

着てみれば案の定。

用意して来たジャージを慌てて上下着た。
天月-あまつき-
天月-あまつき-
ホテルと海、めっちゃ近いね。
まふまふ
まふまふ
そういうところまで、
配慮されてるんじゃない?きっと。
あほの/となりの坂田。
あほの/となりの坂田。
忘れ物しても取りにいけるやん!
そらる
そらる
確かに、そういう意味では
坂田用の配慮かもな。
水着的な意味でも

その他色々と女子1人と言うのは厳しい。

誰も私のことなんて

意識してないだろうけど

初めて露出の多い水着を着て、

尚且つ一緒に遊ぶのが全員男子。

皆がしてなくても私は意識する。


…あんまり体に自信ないし。
センラ
センラ
そろそろ着くでー。
先輩達の後ろで荷物持ちをしてた

センラ君が見えて来た

鮮やかな青を見て声を上げた。
まふまふ
まふまふ
……そう言えば
あなたちゃんって泳げるの?
(なまえ)
あなた
え?あー、それは……
うらたぬき
うらたぬき
テント張るぞー!
うらた先輩の声につられて

まふ君は作業を手伝いに行った。
そらる
そらる
あなた、もしかしてさ……泳げないの?
まふ君がいなくなったタイミングで

サッとそらる先輩が話しかけて来た。
(なまえ)
あなた
…………はい。
水着以外の問題。

そう。

私は……カナヅチなのだ。