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第66話

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7時間目。

体育館に生徒達がぞろぞろ

入ってくる。

女子の中には部員の名前が書かれた

応援うちわまで持っている人もいた。
(なまえ)
あなた
すごい人だね…。
まふまふ
まふまふ
あなたちゃん緊張してる?
あんなに練習してたから
だいじょうb…
あほの/となりの坂田。
あほの/となりの坂田。
あなた上手いし、
頑張ってたから大丈夫やって!
まふまふ
まふまふ
ちょっ、さかたん僕のセリフ…。
志麻
志麻
もうじき始めるでー。
うらたぬき
うらたぬき
行くぞ!
ブー

放送委員にうらた先輩が合図をして

ブザーが鳴ると同時に

幕が上がっていく。


セッティング済みのステージに立ち、

うらた先輩が挨拶をする。
うらたぬき
うらたぬき
皆ー!来てくれてありがとな!
軽音部部長のうらたぬきです!
今日はたくさん楽しませるので
よろしくー!
うらた先輩が手を振ると歓声が上がる。


まずはAfter the Rainの演奏から。

まふ君、そらる先輩、天月君と共に

ステージに出る。
うらたぬき
うらたぬき
まずはAfter the Rain!
っと、その前に。
今日のライブが初出演の
軽音部新入部員を紹介するぜ!
桜坂、あなた!
(なまえ)
あなた
皆さん初めまして。
桜坂あなたです!
主にドラムボーカルを担当します!
私はドラムだからインカム式のマイクで

お客さんに挨拶する。

私が言い終わるなり、お客さん達から

歓声が上がる。
うらたぬき
うらたぬき
今まで音声だったドラムも
生で聴かせられるようになったんだ。
あなたのドラムにもご注目!
最初はAtR!
そらる
そらる
そらるでーす。
まふまふ
まふまふ
まふまふです!
After the Rain
After the Rain
After the Rainです!
まふまふ
まふまふ
トップバッター、
会場を盛り上げて行きますよ!
まふ君とそらるさんが

MCをしている間に

天月君はうらた先輩にギターを渡し、

バック3人は準備を整える。


まふ君が私に目線を送る。

私は腕を真上に上げてカウントを取る。


今回のライブのスタートを飾るのは

まふ君のオリジナルソロ曲、

サクリファイス。

激しめの曲で、

そらる先輩とうらた先輩のWギターと

まふ君のベースの3つの弦の音が

会場に響き渡る。

まふまふ
まふまふ
歪んだ 運命は 幾つもの 禁忌の 翼
望まれ かざした 刃が
手のひら を返して 罪と 成る
サビに入り、私達も

お客さん達も盛り上がる。


痺れるような高音。

まふ君にしか出せない声が

お客さん達を撃ち抜く。

まふまふ
まふまふ
ありがとうございます!
ライブはまだまだこれからですよ!
まふ君は白髪を汗で少し乱しながら

お客さんに手を振る。

そしてそらる先輩にMCを引き渡す。


そらる先輩が話し終えて私を見る。

次はそらる先輩のオリジナルソロ曲、

アイフェイクミー。

前奏は高く鳴らすギターと

細かいキーボード、激しいドラム。

私はひとフレーズ叩き終えて

短い休みでスティックを

クルクルと回して余裕を見せる。

さっきまでの緊張は

どこかへ飛んでいき、

すっかり楽しんでいた。

そらる
そらる
アイ フェイク ミー フェイク ミー
最低な ステージだ
偽りの 感情を いつまでも 晒し合って
そらる先輩はギターを後ろに回して

スタンドマイクを掴み、

透明感のある高音を響かせる。

お客さんもノリながら

先輩の歌声にうっとりする。


そらる先輩は歌い終わると

お辞儀をしてまふ君の方を向く。

少しMCで話した後、

2人は目線を交わして

会場に向かって叫んだ。
After the Rain
After the Rain
ヒバナ!
2人のコールでスタートしたのは

有名ボカロ曲、ヒバナ。

この曲もそうだが、

今回のAtRのセトリは

激しさとバンドらしさが目立つ曲が多い。

つまりドラムはとても大変。

だけど会場と共に私の熱も上がっていく。

After the Rain
After the Rain
終わんない愛を 抱いてたくないの
もっとちゃんと 不安にしてよ
いないいないばぁで 演じて欲しいの
もっとちゃんと 応えてよ
2人の全く違うけど

相性のいい高音が響く。

2番では流暢な英語を聴かせた。

After the Rain
After the Rain
ありがとうございました!
3曲演奏し終えて2人がお辞儀をすると

大きな歓声が上がった。