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第72話

紫 俺のノート。
俺は志麻。

何の変哲もない高校3年生だが、

女子にはよくモテる方。

軽音部で浦島坂田船という

バンドを組み、学生を全う中!


たくさんの女子にチヤホヤされる

俺だけど、今気になる人がいる。

桜坂あなた。

すごく顔が可愛くて性格もいい。

女子に好意的じゃない

部活の皆からもウケがいいくらい

表裏もなく、優しいし控えめ。


後輩よりお姉さん系が好きな俺も

あなたの純粋さにやられてしまった。

高いとは言いがたい身長の俺だが、

あなたは女子の中でも小さめなので

話すときは毎回上目遣い。

本人が狙ってないところが

また俺のツボなのだ。


遊び以外で人を好きになったのは

何年ぶりだろうか。

"遊び"では何回も告白したりされたり

付き合ったりした____

と言っても俺からしたら

そうじゃなかったんだけど。


俺はあなたに告白しようと思う。

絶対皆、あなたのこと狙ってるし。

いつ取られたっておかしくない。

今あなたが俺のことを好きじゃなくても、

付き合ってから好きにさせればいいんだ。


やっと実行に移せたのは

ライブの日。

片付けの最中にあなたと

2人で帰る約束を取り付けた。

今日も最高のライブだったし、

この勢いならイケる……!
志麻
志麻
今日の放課後、
2人で帰らへん?
(なまえ)
あなた
え…?
皆で、じゃだめなんですか…?
あなたはいい子だから

いつも皆で帰っているのを

気にしているのだろう。

それか俺と2人きりは何か

不安があるとか。


でも俺は知っとるぞ。

こないだ天月と2人で帰ってたのを!

しかもいい感じだったし!
志麻
志麻
特に深い意味はないけどさ、
たまには2人でもええかなーって。
どうしても嫌なら諦めるけど。
どうしても2人で話せる

機会を作りたくて

話を半ば強引に進める。
(なまえ)
あなた
そ、そんなことないです!
一緒に帰りましょう。
俺がイジワルに言うと

あなたはすぐに首をブンブン横に振って

一緒に帰ってくれると言う。


こういうところが純粋なんよな…。
志麻
志麻
おっけ。…後、皆には
何も言わんといてな。
誰にも邪魔されないように

一応念を押しておく。

あなたに悪気がなくても

部活の誰かにバレたら

邪魔される未来しか見えない。


俺はニヤッと笑って部室を立ち去る。

やっと来たぞ、俺のターン!