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第74話

紫 俺のノート。
坂田に見事に邪魔をされて

落ち込みながら帰った。


坂田と別れてあなたと

2人で行こうとすると
あほの/となりの坂田。
あほの/となりの坂田。
あなた。俺とまーしぃ
用事あるからここでな。
俺、坂田と用事なんてないけど…?


俺が口を開こうとすると

坂田に強めの目線を送られる。


仕方ないからとりあえず黙っておくか。
(なまえ)
あなた
あ、そうなんだ。
それでは2人ともさようなら。
あなたも素直に信じて

手を振って歩いていく。

手を振り返してあなたの姿が

見えなくなると、俺は坂田の方を向く。
志麻
志麻
坂田、用事って何?
あほの/となりの坂田。
あほの/となりの坂田。
用事なんかないよ。
ただ、まーしぃが
あなたに告ろうとしたのを
邪魔しに来ただけ。
坂田があまりに平然と

邪魔しに来たことを言うので呆れかえる。
志麻
志麻
お前なぁ……。
あほの/となりの坂田。
あほの/となりの坂田。
てかまーしぃ、勝算あるん?
志麻
志麻
え?
坂田のいつもと違う顔を見え始めた。
あほの/となりの坂田。
あほの/となりの坂田。
いや……まーしぃとあなたが
2人でいるとこなんて
ほとんど見たことないから。
あんまり2人の直接的な
関わりってないやろ?
志麻
志麻
ま、ベースを教えてるくらいやな。
それがどうしたん?
あほの/となりの坂田。
あほの/となりの坂田。
今言っても、
振られるんちゃうかなって……。
志麻
志麻
あ"あ"⁉︎
こいつ、喧嘩売ってるんか…?
あほの/となりの坂田。
あほの/となりの坂田。
そう怒らんといて!
別にまーしぃを馬鹿にしたり
してる訳じゃないんよ。
ただ、そもそも俺らって
あなたのことを全然知らんから…。
志麻
志麻
あなたのこと…?
あほの/となりの坂田。
あほの/となりの坂田。
そう。あなたって自分のことを
話そうとせんやんか。
前、転校前の学校のことを聞いたら
上手いこと避けられたし。
あなたの過去……。

確かに俺は、俺達は

あなたのことを何も知らない。
あほの/となりの坂田。
あほの/となりの坂田。
俺だってあなたが好きやから
まーしぃのこと
邪魔したってのもあるけどさ、
もっとあなたのことを
知らないといけないかなって…。
志麻
志麻
相手のことをもっと知らんと
恋が進まんって…?
あほの/となりの坂田。
あほの/となりの坂田。
まあ、簡潔に言えばそうやな。
後はシンプルにあなたのこと、
もっと知りたくない?
志麻
志麻
んー、確かにな…。
坂田にしては言っていることが

まともだな…。
あほの/となりの坂田。
あほの/となりの坂田。
どれも邪魔した言い訳にしか
ならんけどな。
本当にごめんな、まーしぃ。
坂田がしっかり謝ってくる。

こういうのが坂田のいいところよな。
志麻
志麻
ムカついたけどそんな怒ってないよ。
俺も焦ってたとこあったし。
坂田が安堵した表情になる。
あほの/となりの坂田。
あほの/となりの坂田。
俺からはそれだけや。
まあ、まーしぃの行動は
これ以上止めんけど。
正々堂々勝負やな!
坂田は言い切ると走って去って行く。

俺も歩いて家に帰った。


これからどうしようか…。


ソファに寝転がりながら

スマホを見ていた。


あなたのことを知るって

どうしたらええんや……。
志麻
志麻
そうや!
俺は勢いよく立ち上がった。

思わず大きな声を出してしまって

慌てたが、今は家族は誰もいなかった。


座り直して、スマホに目を向ける。

そして俺はあなたを知るための

一歩を踏み出した。