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第25話

朱 俺のノート。
意外と世界は狭い。

俺が恐れていた再会は

あっという間に現実になった。


一番最後に会った時より大人びた姿。

真っ直ぐなエンジ色の瞳。


俺の顔を見ても全く動じない。

やっぱり、覚えてないよな…。


俺がぼーっとしているうちに

うらたさんが紹介してくれていたらしい。
うらたぬき
うらたぬき
…?
おーい、天ちゃーん!
天月-あまつき-
天月-あまつき-
……え、あ、ごめんなさい!
俺は天月!よろしくねあなたちゃん。
(なまえ)
あなた
桜坂あなたです。
よろしくね。
声も幼さが抜けて

より綺麗になっていた。


部員が続々と集まり部活が始まる。


あなたはうらたさんのところへ

行っていた。

そんなあなたを横目に

俺は練習室に行く準備をする。
そらる
そらる
天月、今日どこ使う?
天月-あまつき-
天月-あまつき-
俺3番室借りていいですか?
まふまふ
まふまふ
じゃあ僕達は2番室、でいいですかね
そらるさん。
そらる
そらる
おう。
センラ
センラ
じゃあ俺らは4と5番室かな?
志麻
志麻
そうやね。
天月-あまつき-
天月-あまつき-
了解! 
俺は練習3番室にギターを運ぶ。

いくつかある練習室のうちの3番室だ。


練習室に着くとギターを持つ。

するとコンコンとノックして

まふ君が入ってきた。
まふまふ
まふまふ
あのさ、ちょっといい?
天月-あまつき-
天月-あまつき-
え?うん。
ギターを置いてまふ君について行く。

まふ君は階段の踊り場に来ると

俺の方を振り返った。
まふまふ
まふまふ
天ちゃん、なんか今日変じゃない?
なんかあったなら話聞くよ?
う、見透かされてたのか。

そんなに露骨に

表情に出てたのか?俺。
天月-あまつき-
天月-あまつき-
いや、あの……ね。
話すと長くなるんだけど…いいかな?
まふまふ
まふまふ
うん。
誰かに思いを吐き出したくなった。

1人で溜めているのが辛くて。


まふ君の優しさに

甘えさせてもらうことにした。