先生)えー、というわけで1945年になると戦況は悪化して、、、、
社会教師の山田が何かしゃべっている
何でこんなに苛々するんだろう
外からは、蝉の大合唱が聞こえる
鳴き声だけで世界を埋め尽くすようだ
先生)おい!双葉!
先生が僕を怒鳴る
先生)お前ノートは書いてあるんだろうな!
そう涼しい顔で応える
先生)先生を馬鹿にするのもいい加減にしろ!
あー苛々する。
先生)おい!双葉!
クラスのみんなが冷たい目で見てるのが、振り向かなくても分かる。
そのまま、家に帰る。
特に誰も居ないけど
テレビと扇風機をつけて、寝っ転がる。
見たい番組があるわけじゃないけど、静かなのがいやないだけ
そのまま眠りにつく
母)起きなさい!
うるさいな。
母)あんた学校勝手に早退して、どういうつもり!
不意に電話が鳴る
母)はい♪
母の声色が変わった、多分先生だ。
母)はい、はい。すみません。
電話が切れて直ぐに、母が僕を睨みつける。
母)あんたはなんでいつもいつも私に迷惑かけるのよ!
母は手元にあるものを手当たり次第僕に投げつけてくる
母)あんたなんか生まなきゃ良かった!
その言葉に僕の何かが切れた
そういい家を飛び出した。
走って走ってある公園についた
そこは人気のない防空壕のある公園
昔はお化けがいるから近づくなとか言われてたっけ
防空壕の中を除くと奥が見えなくて、ジメッとしていた
怖かったけど防空壕の中に入り、鞄を枕にして寝た
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地面がさっきのようにジメッとしてなくて乾いてる。
外を見ると、朝になっていた
外に出ると
小太郎が見た景色は、木材で立てられた家ばかりでまったく知らない景色
え、、、?なんで?
小太郎はパニックになってしまい、町の中を駆け巡っていたが、
昨日から飲まず食わずだったし、この猛暑の中だったので体力の限界がきてしまい
日陰のある場所まで自力で何とか歩き、その場にしゃがみ込む
?)大丈夫?
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。