第30話

Twenty~eight.
3,763
2021/09/25 01:50
エルヴィン
…君が、例の"炎"を扱う訓練兵……
エルヴィン
トドロキ訓練兵だな···?
あなた
ッ···そうですけど······






彼には聞きたい事が山ほどあって、

頭がパンクしそう





エルヴィン
君は、自分が何故、
ここにいるのかがわかるか?
あなた
……なんとなく、見当はつきました…
エルヴィン
そうか…ならいい。






そう言うと、エルヴィン団長はエレンの前に戻った





エルヴィン
話を、この鍵の事に戻そうか。
エレン
……
エルヴィン
君の生家ㅤシガンシナ区にある、
イェーガー医師の地下室…
そこに巨人の謎がある。
エルヴィン
そうだね?
エレン
はい、恐らく…父がそう言ってました。






するとここで、別の人が話し出す





お前は記憶喪失で親父は行方知れずか。
リヴァイ
随分都合のいい話だな。
あなた
(リヴァイ兵士長···!!)
エルヴィン
リヴァイ、彼が嘘をつく理由はないとの結論に至ったはずだ。まだまだ分からない事だらけだが、今すべきことは、君達の意志を問う事だと思う。






君達…ってことは、私の意思も…?





エルヴィン
君の生家を調べる為には、
シガンシナ区…ウォール・マリアの奪還が必要となる。
エルヴィン
破壊されたあの扉を速やかに塞ぐには、飛躍的手段…つまり、
エルヴィン
エレンの巨人の力と、






エルヴィン団長は私の顔を見てから、

こう続けた。





エルヴィン
あなたの、炎の能力が必要になる。
あなた
巨人の力と、炎を…
エルヴィン
君達の意思が鍵だ。
この絶望から人類を救い出す鍵なんだ。






私と、エレンで…


人類を、救う………




困っている人を助けるのが、ヒーローに役目…





リヴァイ
おい、さっさと答えろ。
お前らのしたいことはなんだ?
エレン
…調査兵団に入って……
とにかく巨人をぶっ殺したいです…!
リヴァイ
で、お前は?






リヴァイ兵長は、私の前まで来た。



ひるまずに、兵長の目を見つめた





あなた
私、は…調査兵団に入って…
あなた
巨人に勝って、困っている人人類を救けたい…
あなた
…です。
リヴァイ
…ほう、悪くない。






その後、私とエレンはリヴァイ兵長によって他の104期生よりも、少し早い、

調査兵団への入団が認められた。






























~ ~ ~



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