第10話

Story9
59
2018/08/28 03:18
―――――――
叶愛
...徠、これ。
ダーメ!栄養が偏っちゃうでしょ?
4人で近くのスーパーに寄り、各自食材探しをした。
律音
徠、こっちかこっちの野菜どれがいいと思う?
んー...。右かな
律音
了解。
紅華
徠さんや。言っていたヤツ持ってきたでー
んー?あっ、ありがとー!
徠に言われた通り野菜や肉をカゴの中へと入れる。
律音
しかし叶愛は何を持ってきたんだ?
カロリーバーよ
紅華
は?
叶愛
だってこれ美味しんだよ?
だからと言ってそれでご飯を済ませないっていつも言ってるでしょう?
律音
んー...。
でもなんか分かる気がするな
紅華
分かる?
律音
非常食にとかそういう時、オレもよく世話になったんだよ。
叶愛
私も。まだ部活がやっていた時にはよくお世話になった。
そういえば、部活やってた時持っていたね。
叶愛
おからは万能よ?お腹の持ちもいいし、なによりカロリーが低いから。
律音
...徠、買ってあげたら?
もー!分かったよ...。
叶愛、いいよ。
叶愛
ありがと
レジへと向かう最中、ふと思い出したかのように紅華が口を開いた。
紅華
なぁ。金とかどうするんだ?
叶愛
大丈夫。お金は貰ってきたから。
ピッピッと会計をし、支払い終わると4人は、帰りながら今日の予定を話し合った。

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