第22話

Story21
79
2018/08/30 14:44
別荘で泊り会した1週間が経た。

今日は出校日だ。
あっ!律音くん、おはよ!
律音
ん?あぁ。おはよう
登校途中、律音と会った徠。
律音
今日は叶愛と一緒じゃないんだな。
叶愛は家族と旅行中だって。
―――ほら!
徠がケータイを開き、叶愛の旅行の様子を見せた。
律音
へー楽しそうだな。
本人は楽しくないって言ってるけどね
律音
...そうなんだね
...ねぇ、律音くん。
律音
どうした?
今日の午後って暇?
律音
まぁ暇だけど?
あのさ!甘い物とか好き?
律音
まぁ、得意な方かな。
よかったらなんだけど、ケーキビュッフェ行かない?
律音
ビュッフェって食べ放題の事?
うん!本当は叶愛を誘うと思ったんだけど、これ今日までで...
律音
そっか...
いいよ。行こうか
本当!ありがとー!
会話をしてる内に学校に着いてしまった。
じゃあ、放課後ね!
律音
あぁ。
―――――――
律音
――――すげぇ...
会場に着くと宝石箱のようなお菓子が並んでいた。
叶愛にはちょっと申し訳ないけど、いっぱい食べようね!
律音
あぁ!
店員に席を案内され、2人はケーキを取りに行った。
ケーキを取りに行った後、席に着き手を合わせた。
ん〜〜〜!幸せ〜
律音
確かに。久々の学校から解放されたから余計に美味く感じるよな。
それな!
2人はケーキを食べ続け、残り10分ぐらいだろうか。ドリンクを飲んでいた。
律音
なぁ、徠って好きなヤツっているのか?
え?
律音
いや、悪ぃ。
ちょっと気になって
...もしいるとしたらどうする?
律音
―オレは応援するよ。
...そう。
じゃあ、そういう律音くんは?
律音
オレ?んー。いないなぁ...
そうなんだ〜
たわいもない話しながら2人はケーキを食べ続けた。

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